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2012年回顧、今日は7月~9月、灼熱の夏です。

7月はなにかと忙しく、また休みの日には天候が悪かったりして、カメラを手にすることがほとんどありませんでした。唯一訪れたのは小田急。3月に大きな世代交代があり、妙味が落ちてあまり撮りませんでしたが、初の「地下鉄ロマンスカー」60000系MSEと、メトロ16000系の「ブルーリボン&ローレル」コンビのドンピシャをゲット。
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2012.7.1 東京地下鉄千代田線(小田急電鉄小田原線)代々木上原駅
8月、今年も連日の猛暑日で、水分を補給しながら各地で撮ってきました。今年後半の話題の中心の一つとなった、刻一刻と近づく「その日」の準備。来年3月の副都心線と東横線の相互乗り入れに向けて、有楽町線と市ヶ谷でつながっている南北線-目黒線を介して、各社の車両が出入りしての試運転が始まりました。西所沢駅で東急2代目5000系の10連編成「4000番台」をゲットしました。この時点ではまだ「試運転」でしたが…
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2012.8.13 西武鉄道池袋線西所沢駅
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2012.8.13 西武鉄道池袋線西所沢駅
なかなか撮れなかった101系「ツートン復刻」をゲット。この時点ではこれが「一期一会」になるとは露ほども思っていませんでした。
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2012.8.13 西武鉄道池袋線西所沢駅
一方京急は大きな変化が近づいていましたが、8月はまだ列車運用にはほとんど変化はありませんでした。青京急をダブルでゲットした真夏の立会川でした。
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2012.8.16 京浜急行電鉄本線立会川駅
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2012.8.16 京浜急行電鉄本線立会川駅
9月、東横線に行ったメトロ車がなんと営業運転を始めました。そして相互乗り入れ開始日が3月16日に決定、それを機にメトロ日比谷線とは鉄道史上初の「相互乗入れ縁組解消」ということになりました。いよいよ具体化し始めた「その日」の姿を収めました。
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2012.9.17 東京急行電鉄東横線都立大学駅
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2012.9.17 東京急行電鉄東横線都立大学駅
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2012.9.17 東京急行電鉄東横線都立大学駅
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2012.9.17 東京急行電鉄東横線都立大学駅
一方縁組先に行った東急車も営業運転を開始。東武みずほ台でゲットしました。東横線の急行停車駅の10連対応工事が済んでいないので、貸し出しとはいえ「その日」までこの編成は縁組先に「封じ込め」になっています。
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2012.9.17 東武鉄道東上本線みずほ台駅
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by borituba | 2012-12-28 23:33 | てつどう

5月13日の東武伊勢崎線です。

今日は乗入れ車特集。地下鉄半蔵門線乗入れの急行は東武・東急・東京メトロ3社の車両が入れ替わり立ち代り登場します。
8000系が伊勢崎線の本線筋から撤退した今、ここに来る全ての車両の中で最高齢と言っていい東急8500系。1976年のローレル賞ウィナーです。ということは今年歳男、当年とって36歳。東急ご自慢のステンレス車体は今も輝きを失いません。
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2012.5.13 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
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2012.5.13 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
東急の「新標準車両」2代目5000系も活躍中です。あっという間に東急線を席巻するかと思いましたが、最近は増備が鈍っているようで、8500系がまだまだ生き残っています。トップナンバーが来ました。
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2012.5.13 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
一方東武代表は当初の30000系は早くもほとんどが撤退し、こちらも「新標準」50000系列の伊勢崎線ヴァージョンの50050系が関東平野を横断しています。
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2012.5.13 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
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2012.5.13 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
50050系は東上本線の乗入れヴァージョン50070系より先のデビューのためLED幕は単色です。基本赤とオレンジしか出ないようですが、ほとんどの列車が急行か各停なのでこれで事足りるのでフルカラー更新は当分先のようです。
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2012.5.13 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
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by borituba | 2012-07-09 21:26 | てつどう

3月3日、梅見をかねての久しぶりの世田谷方面です。

梅の羽根木公園に行くため、代々木上原で乗り換えます。乗ってきたのは6000系でしたが、前を見ると16000系がスタンバイしていたので入ってくるところを撮りました。
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2012.3.3 y東京地下鉄千代田線(小田急電鉄小田原線)代々木上原駅
以前撮れなかった側面のローレル賞受賞ステッカーが撮れました。最近各社でこうしたステッカーが付けられますが、どれもなかなかいいセンスです。
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2012.3.3 y東京地下鉄千代田線(小田急電鉄小田原線)代々木上原駅
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2012.3.3 y東京地下鉄千代田線(小田急電鉄小田原線)代々木上原駅
そこへ6000系が入ってきて、新旧主力が並びます。先ほど乗ってきた列車は代々木上原止りでしたが、こちらは多摩急行となって唐木田に向かいます。
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2012.3.3 y東京地下鉄千代田線(小田急電鉄小田原線)代々木上原駅
常務交代が終わり、6000系が唐木田に向け出発してゆきます。そのあと区間準急で梅ヶ丘へ向かいました。
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2012.3.3 y東京地下鉄千代田線(小田急電鉄小田原線)代々木上原駅
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by borituba | 2012-04-14 22:59 | てつどう

昨日ラストランだった車両はもう一つあります。初代「のぞみ」としてかっきり20年、新幹線に新時代を築いた300系です。

300系は1992年デビュー。「のぞみ」の運転開始が3月14日でしたから、今年のラストラン(3月16日)で丸20年と2日、小田急RSEと並んで「成人式」が「引退式」になってしまったわけです。東海道・山陽新幹線では平成最初・JR最初の新型車両として、また新超特急「のぞみ」という新幹線の大変革を担う車両として華々しくデビュー。平成5年(1993年)になんとローレル賞をもらっています。
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2005.12.22 東海道新幹線小田原駅
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2005.12.22 東海道新幹線小田原駅
初めて300系「のぞみ」に乗ったときの衝撃は今でも忘れられません。それまでの0系・100系の「ひかり」とは次元が違うスピード感。駅通過時に今まで読めていた駅名標の文字が全く読めない。そして「キーン」という金属的な風切音…私は当時、会う人ごとに「これは鉄道列車ではない、地を這う旅客機だ。」と言っていました。その後「地を這う戦闘機」500系や「空飛ぶあひる」700系が登場しましたが、初乗車時のインパクトがあまりに強烈で「のぞみ」と言えば300系というイメージが長いこと続きました。
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2006.3.28 東海道新幹線品川-新横浜間
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2006.3.28 東海道新幹線品川-新横浜間
300系が愛された理由は、270km/hのスピード感もありますが、0系・100系のイメージを残しつつ、さらにスマートかつ重厚なそのフォルムにあると思います。屋根まで真っ白なその姿は、鉄道車両というより本当に羽を付けたら飛びそうな旅客機のイメージでした。そして0系から変わらぬ形のアンテナ。これがないとやはり新幹線車両とは言えません。
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2005.8.22 東海道新幹線東京-品川間
晩年は「のぞみ」の定期運用からは外れ、それまで自分がバンバン追い抜いていた「こだま」や「ひがり」に周り、いささか寂しい状況でしたが、「のぞみ」1期生として素晴らしい活躍でした。これもまた「花の生涯」であったと思います。

さらば300系、思い出の彼方へ。
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2005.12.22 東海道新幹線小田原駅
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by borituba | 2012-03-17 22:52

クリスマス寒波ということでちょっと迷いましたが、思い切って行ってきました。

午後になって日差しがありましたがドン曇りで、いつもの千歳船橋にはご同業者がいたので河岸を変えて喜多見へ。
だいぶ数が増えたメトロ16000系。見るとなにかはってあります。
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2011.12.23 小田急電鉄小田原線喜多見駅
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2011.12.23 小田急電鉄小田原線喜多見駅
16000系が今年のローレル賞に輝きました。東京メトロとしては、また平成に入ってからは初の受賞、営団時代の昭和59年(1984年)の01系以来実に27年ぶりになります。
先日撮った京成AE0形同様、こちらにも記念のステッカーが貼られています。
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2011.12.23 東京地下鉄千代田線明治神宮前(原宿)駅
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2011.12.23 東京地下鉄千代田線明治神宮前(原宿)駅
実は千代田線用車両の先輩である6000系もローレル賞ウィナーです。昭和47年(1972年)受賞で、実は営団初の受賞でした。東京の地下鉄車両としては都営三田線(当時は「6号線」)6000形に先を越されていました。しかし、アルミ車体、チョッパ制御という画期的なスペックで都営6000形より長持ちし、現在もなお活躍を続けています。
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2011.12.23 小田急電鉄小田原線喜多見駅
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2011.12.23 小田急電鉄小田原線喜多見駅
しかし今日は寒かった~かなり厳重に寒さ対策をしてきましたが、それでも病後のエネルギー不足の身体はすぐに冷え切ってしまい、小一時間で退散しました。しばらく撮影活動は冬眠することになりそうです。
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by borituba | 2011-12-23 23:21 | てつどう

今年のローレル賞

今年のローレル賞戦線は予想通り激戦になりました。
大手私鉄の車両の世代交代が本格的になり、ここ数年各社とも意欲的な新型車両をデビューさせています。また、エコロジーの時代を背景とした路面電車の復権に伴い、岡山、広島、長崎、熊本などの路面電車が健闘しています。
そんな中、今年はブルーリボン賞の方をJR富山港線を廃止して一部の軌道を流用した富山ライトレールの「ポートラム」が路面電車として初めて受賞し、ローレルのほうはどうなるかと思われました。
そして、結果としては西鉄3000系電車とJR東日本のE233系電車が受賞しました。
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2007.1.26 中央本線高円寺駅
E233系は中央線で長らく活躍した201系の置き換え用として開発されました。201系がチョッパ制御車両として省エネ効果が高かったため、他線区に比べ置き換えが後回しとなっていましたが、デビューから四半世紀を超え、またさらに省エネ度の高いインバータ制御への転換が進んだためについに交代となったのです。
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2007.2.16 中央本線西八王子駅
E231系などの新世代通勤車で培ったノウハウを生かした故障に強く(車両故障によるダイヤ混乱は中央線の長年の悩みのタネでした)、乗客の居住性にも配慮した車内などに加え、白・黒・銀・オレンジがうまく調和したデザインは無表情になりやすい近年のステンレス車両の中にあって「イイ顔」になっています。さしずめ「イケメン電車」と言えましょうか。
E233系は車内のデザインも斬新で、このあたりも高い評価につながりました。
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2007.1.26 E233系車内
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2007.1.26 E233系車内
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2007.2.16 中央本線西八王子駅
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by borituba | 2007-07-17 21:01 | てつどう

ローレル賞の系譜、今回は「なぜコレが?」という車両を2つ。
昭和51(1976)年の受賞は、東急8500系でした。
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2007.2.17 東京急行電鉄8500系車内
東横線の主力だった8000系の6次車として計画されましたが、田園都市線と新玉川線(現在は田園都市線に統一)の直通、地下鉄半蔵門線乗り入れ用として、大きく改良されたため、8500系という新形式という扱いになりました。当時の東急の車両の集大成であり、また、デビューした1975年には大手私鉄各社とも目立った新車がなくライバルといえば相鉄7000系と阪急6300系くらいで(結局6300系がブルーリボンの方を獲り、分け合う形に)、すんなり受賞となったわけですが、フォルムが変わったわけでもなく「没個性」の見本のように言われた東急8000系列ののっぺりした切妻の顔を見ていると「?」とも思います。
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2007.2.17 東京急行電鉄田園都市線南町田駅
一方私はこれがローレル賞ウィナーだとは知りませんでした。JR東日本のE231系。いま関東の電車を席巻しつつある「走ルンです」と仇名される標準車両の代表です。
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2006.4.28 山手線有楽町駅
実は受賞の対象になったのは、E231系の量産先行試作車としてデビューした209系950番台で、E231系の量産開始に伴ってE231系900番台に改番されているため、E231系が受賞車両と見なされているのです。
しかしながら、同形式でありながら近郊型(東海道、高崎、東北の各線)、通勤型(山手、総武・中央緩行線)、乗り入れ用(東西線)とバリエーションがある上、機能性一辺倒の仮面のような顔つきがあまり魅力を感じないあたり、やはり「?」がついてしまいます。個人的には同コンセプトの車両がわが愛しの「昭和の電車」の「天敵」となって増殖しているのが何とも憎たらしいところです。
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2005.12.9 東海道本線川崎-横浜間(京浜東北線新子安駅)
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by borituba | 2007-04-11 23:21 | てつどう

JR東日本は、1990年代になって、それまでの国鉄型特急車両の置き換えを始めます。また、観光用の車両の開発も始めました。
まずは1990年、東京と伊豆を結ぶ特急「踊り子」のテコ入れを始めました。1981年のデビュー以来使われてきた185系が、間合いの普通運用としても使えるような折衷的な設備であったので、1985年にデビューした伊豆急の「リゾート21(初代)」に比べ見劣りするようになったため、リゾート特急にふさわしい車両を開発することになりました。こうして生まれたのが「スーパービュー踊り子」251系です。
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2005.12.5 東海道本線川崎-横浜間(京浜東北線新子安駅)
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2006.5.1 埼京線(湘南新宿ライン)大崎駅
一方、翌1991年に、成田空港ターミナル直下に新成田空港駅がJRと京成の駅が平行する形で開業しました。すでに初代からの置き換えが始まっていた京成スカイライナーに対抗する形でデビューしたのが「成田エクスプレス」253系です。近郊の成田と東京を結ぶこと、東京駅だけでなく、新宿、池袋、大宮、横浜など、関東各地への運転も想定して、分割併合をしやすくするための工夫や、地下線対応設備など、従来の特急車両と違う大胆な技術革新と、いままでのどの特急車とも違う斬新なフォルムが決め手となり、2年連続のローレル賞獲りを達成しました。
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2005.9.15 埼京線(湘南新宿ライン)池袋駅
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2005.8.1 埼京線(湘南新宿ライン)池袋駅
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by borituba | 2007-04-10 20:45 | てつどう

今回は「この車両がなぜ獲っていないの?」というのがテーマです。
まずは我らが京急1000形。世が世ならブルーリボンの方も獲れたかもしれないほどの名車でありながら、無冠に終わっています。理由は簡単。1000形がデビューした昭和34(1959)年当時はまだローレル賞はできていなかったのです。ブルーリボン賞の方はありましたが、当時は「特急車両の賞」というイメージで(対象は限定されていませんが)、受賞したのは近鉄の2代目ビスタカー10100系でした。もし当時ローレル賞があったらと思いますが、同期には国鉄101系という強敵がおり、獲れていたかどうか微妙ではありますが。しかし、101系がJRの線路から消えた今も主力の一角を担っていることを思えば、1000形の勝ちと言えるかもしれません。
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2006.11.1 京浜急行電鉄久里浜線三浦海岸駅
一方、昭和38(1963)年デビューの国鉄103系。3400両余りという史上最も多く作られた電車ですが、無冠です。対抗馬は東武8000系、西武701系、京成3150形、京王5000系、営団3000系、近鉄6000系、南海7000系、阪神7801形と、各社とも昭和後期を代表する名車をキラ星のように輩出した頃で、かなりの激戦ではありましたが、結局受賞したのは斬新なフォルムと一新されたカラーが決め手となった京王5000系が前年の井の頭線3000系に続いてV2を達成しました。
国鉄は標準的な車両が固まると長年にわたって作り続ける傾向にあり、フルモデルチェンジが少ないのが特徴でした。また、ローレル賞はフォルムの斬新さが決め手になることが多く、マイナーチェンジが多い国鉄型は不利でした。そのため先に401系が受賞していたために後続の111・113系、115系は獲れませんでした。同じように101系の発展形であった103系は不利を被ったかもしれません。
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2007.2.9 大阪環状線鶴橋駅
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by borituba | 2007-04-09 21:44 | てつどう

すでにご紹介したとおり、平成に入ってからのローレル賞は「西高東低」の状態が続いていますが、これは東西の通勤事情の違いが影響しているように思います。
関東では、JR山手線を中心に、そのターミナルまでのアクセス鉄道が放射状に伸び、山手線の中はターミナルをショートカットして結ぶ形で地下鉄網が走り(かつては路面電車=都電がその役割をはたしていた)、近年はそれを補完する形で相互乗り入れが盛んに行なわれています。大手私鉄は京急を除きほとんど「顧客」を持っており、沿線はそれぞれ独自の文化を持っていると言っていいでしょう。
一方、関西では京阪神、和歌山、奈良、滋賀との間のアクセスはJRと私鉄が平行しており、ターミナルもそれぞれ独立しています。大阪環状線はあるものの、メイン路線は東海道・山陽本線と関西本線、阪和線であり、阪急、阪神、京阪、南海とのスピード・サービス両面の激しい競争が果てしなく続いています。
国鉄が分割民営化され、この関西圏の路線を引き継いだJR西日本は、輸送力のアップとサービスのバランスの取れた新快速用車両を登場させました。平成2(1990)年受賞の221系です。
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2005.8.29 大阪環状線大正駅
221系は、2扉のために乗降時間等私鉄との競争にいささか不利だった117系に代わり、新快速用の車両として東海道・山陽本線に投入されました。周辺の線区への乗り入れも考慮して、2両ユニットを基本に4両、6両の固定編成になったことで、最大12両までの様々な編成が組替えによって作成可能になり、そのためそれまで103系や113系などにかなりムリなスピードで走らせることが多かった阪和線(現・紀州路快速)や関西本線(現・大和路快速)などにも転用でき、周辺線区のスピード&サービスアップに大いに貢献しました。
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2005.8.29 大阪環状線新今宮駅
103系、113系、201系などを更新に更新を重ねて大事に使っている物持ちがよいJR西日本ですが、新快速車両だけは例外で、大体10年前後で新型と交代していますが、221系も、登場から10年の平成12(2000)年に後継の223に道を譲り、「新」の字の取れた快速や、他線区で走り始めた快速用に転出、さらに区間快速や普通にも使われています。
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2005.8.29 大阪環状線鶴橋駅
221系は「最後の国鉄型」と言われます。JR西日本初の新車ですが、側面の車両番号の字体が「国鉄体」になっているなど、フォルムも含めて国鉄時代の仕様が色濃く残っています。新快速からは撤退しましたが、現在は桜井線や奈良線、赤穂線など近郊の路線でも活躍を続けています。
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2005.8.29 奈良線京都駅
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by borituba | 2007-04-08 21:48 | てつどう