2007年 03月 15日 ( 1 )

昨日、ローレル賞ウィナーの一つが引退(運用から離脱)しました。北総7000形です。
第20回(1980年)に受賞した昭和54(1979)年デビューの7000形は、千葉ニュータウンのアクセス路線として開通した北総開発鉄道(当時)の自社車両一期生でした。
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2006.9.2 北総鉄道7000形車内
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2006.3.28 京浜急行電鉄本線新馬場駅
7000形は、吊革のない車内(代わりに握り棒を設置)や完全空調など当時の新機軸が盛り込まれていますが、なんといっても前面の特徴的なカットがファンの注目を浴びました。鉄道ファンのみならず沿線の子供たちからも「ゲンコツ君」と親しまれました
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2006.11.3 京成電鉄押上線八広駅
デビュー当時は新京成との相互乗り入れを行っており、松戸-新鎌ヶ谷-小室間を行ったり来たりしていました。そのころはまだ開発も進んでおらず、荒涼とした開発予定地の中を斬新なデザインの車両が走る姿に「もったいない」という声が多かったものです。
北総線が京成高砂に乗り入れて、7000形もやっと街中に姿を見せるようになりました。都営・京急線への乗り入れ基準に合わせる改造を経て、羽田アクセスの仲間入りした後は、都心を走り抜けていましたが、オールステンレスでなかったことが災いしたのか劣化が進み、40歳を超えて活躍を続ける先輩に先駆けて引退となりました。
四半世紀に渡る活躍でしたが、本来の性能をフルに活用できた期間が短かったことが惜しまれます。
さようなら7000形。合掌。
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2006.9.2 京成電鉄押上線八広駅
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by borituba | 2007-03-15 10:53 | てつどう | Comments(0)