2009年 07月 12日
今日の「撮って出し」-生まれた年にできた地下鉄
今日はこのところ吉例にしている母の墓参のあと、「デハ712出場記念鉄」として私が生まれた年に全線開通した路線を撮ることにしました。東京メトロ日比谷線です。南千住駅での撮影です。部分開業は昭和38年(1963年)ですが、全線開通は昭和39年(1964年)8月29日。私の方が約1ヶ月半兄さん、ということになります。
日比谷線は東武伊勢崎線・東急東横線と相互乗り入れを行っています。東急は1000系、東武は21000系と、メトロの03系と並んで全て2代目の乗り入れ車両になっています。
東武初代の2000系は後の東武の標準車両となった8000系のプロトタイプとなり、東急初代の7000系はオールステンレス車の草分けとして長らく活躍、全国の地方私鉄に譲渡されたほか、車体をリサイクルした7700系は現在も池上・多摩川線で活躍しているなど、息の長い車両でした。
南千住で撮っていますと、第12編成がやってきました。
撮った第12編成が目の前を通り過ぎていきます。と、「712」という数字がよぎりました。東京メトロのいわゆる「0系列」は、形式をあらわす「03」の後に3ケタの数字で車両番号を表しています。下2ケタが編成番号、上1ケタが号車番号になっています。
なので第12編成の7両目は「712」となるわけです。ちょうど撮了まぎわに中目黒から戻ってきたので、車両番号を撮って、デハ712が北千住まで03 712に乗って帰りました。
第12編成は前後の2両が5扉車になっており(JR205系や東急2代目5000系のように座席収納車ではありません)側面窓は戸袋窓兼用になっています。車両番号とからめて撮ると、なんだか仮面ライダーの顔のようにも見えます「仮面ライダー響矢(ヒビヤ)」なんちゃって…