5月の鉄活動から:東急世田谷線(5)

世田谷線は、かつては国道246号線(玉川通り)を走る玉川線(玉電)の支線でした。国道上に首都高速3号線が建設されることになり、それに伴い軌道線を地下化することとなり、玉電は廃止され、現在は田園都市線になった新玉川線が建設されました。
廃止前の玉川線で活躍していた200形という車両がありました。卵型の丸い車体、大きな前面2枚窓という当時としても独創的なフォルムに、緑とアイボリーの塗り分けということで「イモムシ君」とか「ペコちゃん」などの愛称で親しまれ、晩年の玉電の代名詞となりました。
残念ながら玉川線廃止時に全車引退し、現在は田園都市線宮崎台駅にある「電車とバスの博物館」1両(連接1編成)のみ保存されています。

時代は流れ、現在の世田谷線平成17年(2005年)200形デビュー50周年ということで、300形301号車が往年の200形の塗装に復刻されました(それまではアイボリー一色でした)。当初復刻は1年で終了の予定でしたが、好評だったのと、翌2007年東急の軌道線(玉電)開通100周年(同時に新玉川線開通30周年)ということもあり、その後も復刻塗装のまま運行しています。
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2009.5.23 東京急行電鉄世田谷線若林駅
301号車の復刻塗装は車体側面の大きな車両番号や、鉄道線の車両にも一時入っていた大きな「T.K.K.」のロゴなども再現され、オリジナル車亡きあとの復刻塗装のお手本になっていると言っていいでしょう。
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2009.5.23 東京急行電鉄世田谷線若林駅
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2009.5.23 東京急行電鉄世田谷線若林駅
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2009.5.23 東京急行電鉄世田谷線若林駅
200形の塗装がいかにユニークであったかは、現在の301号車一色塗装のほかの車と並んだ姿を見るとよくわかります。
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2009.5.23 東京急行電鉄世田谷線若林駅
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2009.5.23 東京急行電鉄世田谷線若林駅
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by borituba | 2009-06-22 22:02 | てつどう