2009年 03月 09日
2月の鉄活動から:東武堀切駅
堀切駅は大きなカーブの中にありますが、開通当初はまっすぐ進んで小菅から西新井へと向かっていました。なぜ大きくカーブを切って北千住へ向かっているかというと、荒川放水路(今は荒川本流)の掘削のため路線を大きく変更したためなのです。
堀切駅には各停と区間準急以外は停まらないため、列車はカーブをかなりの低速で通過していきます。6050系区間快速が来ました。
長らく東武の「顔」であった8000系は伊勢崎線筋ではすべて更新車になりました。未更新車は東上線に2編成、野田線に1編成を残すのみになっています。この顔は精悍な感じはしますが、未更新車の端正なフォルムにはかないません。伊勢崎線浅草口では最近は区間準急や浅草-北千住間の各停に使われています。
100系特急「スペーシア」は来ませんでしたが、200系特急「りょうもう」が来ました。先代の1800系からのカラーを受け継いだ紅白の車両のフォルムはちょっとスカイライナーに似ていますが、こちらの方がスマートで端正に見えます。
東武伊勢崎線の起点は浅草ですが、乗客の導線は完全に地下鉄による都心乗り入れに移っており、曳舟での半蔵門線、北千住での日比谷線、さらに乗り換えのつくばエキスプレス…と、都心へのアクセス重視のダイヤ編成になっています。現在は区間準急が北千住まで各停になり(他社の準急とパターンが逆ですね)、浅草-北千住間の「連絡線」各停…という「都市のローカル線」のような状況になっています。10000系の1次ヴァージョンが行ったり来たりしていました。
連絡各停には、50050系に地下鉄乗り入れ車の主役を譲った30000系も入っています。