2006年 12月 30日
デハ712の今年の画像ベスト12(鉄道編その1・京急/京成)
その中で中心になったのはやはり京急。そして今年は京成が加わりました。
2006年の初撮りは大師線でした。大師線はお正月には干支をあしらったヘッドマークをつけて川崎大師への初詣客を乗せて走ります。あいにくの天候の中撮った1000形、これが2006年のスタートでした。
2月。「風景編」でご紹介したとおり、品川に定期的に通うようになり、京急を撮る機会が一段と増えました。聖地八ツ山にも何度も通いました。
八ツ山からもう一枚。朝の八ツ山を訪れたのは初めてでした。朝限定の1000形の12連快特の連結面を幸運にも収めることができました。
昨年、デジカメ撮影を始めた直後に訪れた富岡付近の桜並木。見事な桜をバックにいい画が撮れたこのポイントで今年も撮ろうと訪れましたが、桜は斜面の補修のために無残に剪定され、愕然としました。しばらくはこのポイントは撮れなくなってしまいました。去年数分の差で撮り損ねたデト君が撮れたのが救いでした。
品川に通うようになって、新しいポイントも開発しました。8連がきれいに収まり、形式の記録にはもってこいのポイント。それが新馬場でした。北総7000系が来ました。いよいよ終焉が秒読みになってしまいましたが、ローレル賞受賞の名車です。
5月からは撮影の中心が京成に移りました。京成は昔「赤電」と呼ばれた3200・3300系が健在ですが、2代目3000系の登場で数を減らしてきています。そんな中、相互リンクのレッドライン様のご教示をいただきながら、各地で撮影を行ないました。12月のダイヤ改正で消滅したA33「赤電特急」を早い時点でカメラに収めることができました。
いろいろご教示をいただいて、一番数多く通ったポイントが、千葉線の終点千葉中央駅。ここで、「赤電」同士の並びをゲットしたのは6月のことでした。
「赤電特急」と同じく追いかけたのは3200系の元「開運号」編成の生き残りである3295編成です。京急と違い両開き扉の採用が早かった京成で唯一残った片開き扉の編成です。
新馬場と並び、きれいに編成が入るポイントとして新しく加わったのが押上線の八広でした。ここは光線よし、バリエーション豊富と言うことなしのベストポイントの一つになりました。京成から北総にリースされた(実質的には譲渡)元3300系の7250系です。
いままでカブられたりすれ違ったりできれいな画が撮れなかった「青京急」600形606編成を、新馬場でやっとゲットに成功したのは7月のことでした。
季節は流れて秋11月。再び京急の撮影に力を入れ始め、三浦海岸で「快特・三崎口」ゆきの1000形をゲットすることができました。
そのわずか2日後、普段と同じ気持ちでふらりと訪ねた八広が大騒ぎに。「?」と思っていると、やってきたのが都営5200形のさよなら運転。大混乱の中、ダメモトで撮ったらこれがドンピシャに決まりました。
そして、今日…京急で始まった今年を、京急でしめくくることにしました。一年のハイライトでもあるお正月を控え、今はまだ静かな大師線。新町から回送された1344編成と1313編成の、1000形同士の並びです。