2006年 11月 16日
千葉のJR
蘇我駅は、内房・外房の分岐点であると同時に、京葉線の終点で、千葉に出入りする電車のほとんど全てがここで見ることができます。見られないのは成田線我孫子支線のE231系とNEXくらいでしょう。
103系が引退してからは、201系と205系になった京葉線。103系にとって代わったのは、山手線で活躍していた205系です。帯の色が変わった以外は外観は変わらず、初期車はユニット窓のままです。
千葉以遠のJRは、東京方面直通のE217系以外は113系の天下になっていましたが、その牙城を脅かす「新顔」が登場しました。E231の増備で余剰になった上野口の211系が千葉地区に流れてきたのです。
千葉地区の211系は、113系と同じく誤乗防止のため路線別の色分けになっており、外房線=赤、内房線=青、総武本線=黄、成田線=緑になっています。113系は行先表示になっていますが、こちらは路線名のみの表示になっています。
211系の登場は始まったばかりで、まだまだ113系の存在感が圧倒的ではありますが、今後次第に増えていくことになれば、いずれは千葉地区も銀色の電車が制覇することになるのでしょう。それまでこの「スカ色」の姿を出来るだけ記録しておかなければいけません。