新馬場原色電車名鑑-6

今日は京急の最新型、N1000形です。意外にここではあまりとりあげていなかったようです。
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2006.3.28 京浜急行電鉄本線新馬場駅
70年代以降の京急の新型車は、はっきり「旧型車置き換え」という目的を持ってデビューします。800形は戦前からの古豪230形や戦後1000形以前の主力だった400形、500形など吊り掛け駆動車の置き換えを、2000形は2代目600形の、2100形は2000形に代る快特専用車として増備されました。
1000形はコストパフォーマンスの良さやその万能性のおかげで増備は19年間にわたり、総勢350両を超え、昭和の名車として大成功を収めました。1980年代に入ると、初期車の車齢が20年を超え、そろそろ後継の必要性が出てきましたが、あまりに電車としての完成度が高かったために、京急も試行錯誤の連続でした。
まず造られたのは1500形です。折りしも電車の技術革新がピークを迎え、さまざまな技術の導入実験を兼ねて、京急では初めての装備が多く、ある意味非常に革新的な車両でしたが、フォルムも含め却って中途半端な印象を与えてしまったのは残念です。これで、最初期の1000形が置き換えられましたが、完全な後継にはなりませんでした。
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2006.3.28 京浜急行電鉄本線新馬場駅
その後、1500形での成果を生かした3代目600形がデビューしました。ここで、フォルムも含め大胆なスタイルの変更が行なわれました。
そして、後期車も含めた1000形と、老朽化で高速運転には無理が出始めていた700形を置き換えるために満を持して2002年に、21世紀最初の新車としてデビューしたのがN1000形です。
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2006.4.21 京浜急行電鉄本線新馬場駅
N1000形のデビューで、700形は本線運用を解かれ(昨年11月全車引退)、1000形は初期車の廃車・譲渡が始まりました。
N1000の名が示すとおり、1000形の万能性を受け継ぎ、京急と線路がつながっていればどこでも走れます。都営・京成にも入りますが、高砂以遠に行く運用は比較的珍しく、SH快特として三崎口・久里浜と京成青砥・高砂間の運用が軸になっています。
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2006.9.2 京成電鉄押上線八広駅
1000形がまだまだ健在のため、N1000形は、1000形を一部改番して空き番になった0番台(8連)と、元々1000形にはなかった400番台(4連)をつけています。
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2006.3.28 京浜急行電鉄本線新馬場駅
先頭車には2100形同様車両番号が入っていますが、N1000形は3ケタになっています。上の八広での画は1次車8連の第3編成です。
私は1次車8連の第2編成が「009」をつけており、速そうな感じがするので大好きで、新馬場でも狙っていますが、なかなか会えません。他のポイントではよく遭遇します。
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2006.3.6 京浜急行電鉄本線神奈川駅
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by borituba | 2006-09-23 20:51 | てつどう