新馬場原色電車名鑑-5

今日は京成の銀電軍団の雄、3700系です。
3700系は平成最初の新型通勤車として平成3年デビュー。VVVFインバータ制御も通勤車ではこれが初になります。
3700系の登場で、京成では本格的な世代交代が始まりました。初代3000系、3150系の初期赤電が置き換えられ、北総へのリース開始と千葉急行の破綻で千原線が京成の路線になったことにより、譲渡車として入っていた京急1000形初期車(北総7150系と千葉急行1000系、それぞれ銀に青帯、青に黄帯という京急ファンには考えられない塗装だった)も置き換えました。
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2006.4.14 京浜急行電鉄本線新馬場駅
北総鉄道は前身の北総開発鉄道時代から、京成・都営・京急乗り入れ開始に伴って既存の車両では両数が足りないため、京成・京急からの譲渡車やグループ企業である京成の車両と同型の車両を自社発注して頭数を揃えています。
自社発注車2編成は京成3700系と同型で、京成の番号をひっくり返した7300系を名乗りました。基本的に違うのは帯の色だけになっていますが、最大の違いは、なぜか北総車はスカートが付いていません。
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2006.4.21 京浜急行電鉄本線新馬場駅
一方、平成15年から北総にリースされたのは3700系第4次増備編成である3801編成で、北総ではタネ車の番号を生かした7801編成を名乗っています。リース車のため7300系の仲間でありながらスカート付きで、これによりそれまでリースされていた元京成3150系(7050系)が置き換えられました。
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2006.3.28 京浜急行電鉄本線新馬場駅
3700系は8次11年に渡って増備が続いたため、細部にいろいろ差異が生じていますが、大きく外見が変わったのは2000年からの6次車からで、急行灯と前照灯の位置を入れ替え、ニュー京急スタイルと同じ上部左右に2灯となって、急行灯は尾灯と縦に並び、かなりイメージが変わりました。この配置は「新標準車両」2代目3000系に受け継がれています。
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2006.7.13 京浜急行電鉄本線新馬場駅
京成は2代目3000系の増備が進んでいますが、現在は赤電の置き換え用として6連、4連の増備が中心で、8連はまだ3001編成しかないため、品川口の主役はしばらくは3700系列になるようです。
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by borituba | 2006-09-16 21:15 | てつどう