東急大井町線

東急大井町線は、元は目蒲電鉄(旧目蒲線を建設した)が支線として大岡山-大井町間を建設したところから始まります。実はこの目蒲電鉄が今の東急の元祖となる路線であり、この後東横電鉄と池上電鉄を買収し、東急の路線網が整備されていきます。
すでに昭和4年の段階で二子玉川まで開通していましたが、戦争中の昭和18年、玉川線(玉電)の二子玉川-溝口間を改軌の上、大井町線と接続し、二子橋を併用軌道で渡っていました。これが現在の田園都市線の原点となります。その後昭和38年に路線の名称も「田園都市線」に改称(ここで初めて「田園都市」の名前が付けられました)、伝統の「大井町線」の名前が消滅します。
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2006.8.17 東京急行電鉄大井町線緑が丘駅
その後、田園都市線は長津田を経て中央林間まで伸び、玉電を地下線化した新玉川線が開通し、都心へのアクセス路線が完成。大井町-二子玉川間は分離され、大井町線の名称が復活します。
そして現在、東急は東横線、目黒線、田園都市線という3本線体制となり、大井町線はその3つだけでなく、旗の台で池上線とも接続し、東急の路線を南北に繋ぐ柱としての役割がいっそう強くなったのです。
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2006.8.17 東京急行電鉄大井町線緑が丘駅
最近では、一部の列車は田園都市線溝口まで直通するようになり、かつての路線が復活しています。ゆくゆくは日中にも直通車が走るようになるとのことです。そのため現在、前面の帯を大井町線のラインカラーであるオレンジと赤のグラデーションに順次変更しています。
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2006.8.17 東京急行電鉄大井町線緑が丘駅
また、土日・祝日のみ二子玉川-溝口を急行運転する列車があるため、乗り入れ用(帯変更車)は「各停」の幕を掲出しています。
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2006.8.17 東京急行電鉄大井町線尾山台-等々力間
将来は大井町線内の急行運転も計画されています(停車駅は自由が丘、大岡山、旗の台に決定)。そのための準備として等々力、旗の台の改良・待避線設置工事が計画され、旗の台駅の改良は進行中です。
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2006.8.17 東京急行電鉄大井町線尾山台-等々力間
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by borituba | 2006-08-18 23:18 | てつどう