2006年 08月 05日
東西線05系のバリエーション-2
30編成代前半までは、前照灯はシールドビーム、パンタグラフはひし形です。ここまではまだ昭和の技術が残っていました。
第34編成からは、完全に21世紀の電車となっています。パンタグラフはシングルアームに、さらに前照灯はキセノンランプ(最近の自動車で、フラッシュのように「ばしゅっ」と点灯するアレです)になりました。画像は第39編成、交通営団時代の最後の編成です。
40編成代は、東京メトロになってからの車両で、最初から「M」マークを付けてデビューした編成です。乗り入れ先の東葉高速鉄道2000系は、この編成がベースになっています。日立の新標準車体「A-train」を採用し、パンタグラフも3基に減らされ(それまでは5基載せていた。現在は2基を降ろして運転している)、車イススペースが増設されるなど、ECOやバリアフリーの発想を多く取り入れているのが特徴になっています。