東西線05系のバリエーション-1

地下鉄東西線の主力05系は増備の期間がちょうど電車の技術革新期と重なっていたために、制御方式や外観にかなり違いが見られます。同じ形式の電車でこれほどの違いがあるのは、近年では珍しいことです。
まずは原型タイプ。第1~13編成がこれにあたります。このタイプのみいわゆる「幕車」で、有楽町線7000系などと同じチョッパ制御になっています。フォルムは新しいスタイルですが、「昭和の電車」の感じが若干残っています。
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2006.8.1 東京地下鉄東西線南行徳駅
第14編成はワイドドア試作車で、さらに南北線9000系で採用されたGTO素子VVVFインバータ制御を採用した唯一の編成で、ギア比や電動車の数なども違うという、このタイプの車両の中では異端の編成です。この編成から幕表示がLEDになっています。
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2006.1.26 東京地下鉄東西線西葛西駅
このあと、第15~18編成はワイドドア車となりましたが、制御はチョッパに戻されました。また、ワイドドアも試作の第14編成を合わせて5編成で打ち切られました。
第19~24編成は原型タイプの完成形といっていい編成で、異端の第14編成以来のVVVFインバータ制御が本格的に導入され(第14編成との違いはIGBT素子になっていること)、チョッパ車と区別するために前面窓に「V」マークが付けられています。
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2006.1.26 東京地下鉄東西線西葛西駅
このグループの最終編成である第24編成は、5000系アルミ車の部品をリサイクルして作られた「アルミ・リサイクルカー」です。先頭車にはそのことを示すステッカーが貼られています。
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2006.1.26 東京地下鉄東西線西葛西駅
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by borituba | 2006-08-04 21:43 | てつどう