2006年 08月 01日
今日の「撮って出し」-東西線5000系惜別
南行徳駅は、浦安-行徳間に昭和56年に開設された新駅で、直線上にあり西船橋方を見ると隣の行徳駅が見えます。本線上に新設されたので、地下鉄独特の高い位置にむき出しになったケーブルが少々邪魔になり、やや角度が苦しいですが、カブりが全くないので撮りやすいところではあります。
到着するとさっそく5000系がやってきました。こちらはステンレス車両です。
5000系を置き換えた新世代の05系は、1988年の1次車から2004年の13次車まで16年に渡って(増備がなかった年もあったため16年もかかった)増備されたので、その時期によってデザインや性能にかなり差異が生じています。これは第5次増備の第15編成で、ラッシュ時の乗降時間の短縮を目的に採用された開口部幅180cmの「ワイドドア(ファンからは「デカドア」などと呼ばれた)車」です。ワイドドアは小田急などでも採用されましたが(1000系、こちらは幅2m)、20cm程度の拡幅ではあまり効果がなく、逆に駆け込み乗車が増える結果になり、乗降時間の短縮には多扉車のほうが効果があることが実証され(日比谷線03系)、05系では増備は5編成で打ち切られました。
今日はアルミ車両の5150編成もやってきました。引退までにもう一度は行こうと思っていますが、沿線があまり騒がしくならないうちにしたいと思います。