2006年 03月 27日
今日の「撮って出し」-無残なり、富岡…
桜と鉄道、というのはけっこういい取り合わせです。桜のトンネルの中を、また、駅のホームの一本桜の下を行き交う車両は、何の変哲もない通勤電車でもなんとなく晴れやかに見えるから不思議です。
昨年、鉄道を撮り始めたころ、ちょうど桜が満開になり、つねっぴ師匠のサイトで見たポイントを求めて京急富岡周辺をさまよった末、素晴らしい桜と赤い電車がからむ画像を納めることができました。
それから約1年、また桜の季節を迎え、またあの素晴らしい風景を収めようと勇躍富岡に向かいました。しかし…。
どんな事情があったかは知りませんが、あのきれいだった桜並木が剪定、というより伐採に近い形でバッサリと切られ、切り株のようになった無残な姿に…残された下枝にぽつぽつと付いた花が却って哀れに見えます。下の画像はほぼ同じ場所から撮ったものです。上の画像と比べてみてください。
撮るのをやめて帰ろうと思いましたが、せっかく来たことだし、ポイントとしては桜がなくても雄大でいいところではあるので、少し撮ることにしました。幸い手前側の一本桜が切られずに残っていたのでこれを絡めてみます。
デト君も来ました。しかしあの桜のトンネルを通る姿を撮れなかったことが痛恨です。でも、本線上を走っている姿が撮れたことだけは収穫でした。