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新しい「分身」発見。

久しぶりに群馬へ行ってきました。
祖父が大胡町(現在前橋市に併合)の出身で、幼い頃から親しんでいる上毛電鉄を訪ねました。近年はクルマでの訪問が多く、この前乗ったのはまだ元西武351系がいた頃でした。その後、元東武5000系の時代は全くご無沙汰。時代は流れて現在は元井の頭線3000系の700系が活躍しています。意外にも上毛電鉄初のカルダン駆動車になります。
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2006.2.24 上毛電気鉄道中央前橋駅
本家の3000系は更新されて面相が変わっています(弊ブログ1月25日条:報恩・昭和の電車グラフィティ8をご参照ください)が、上毛に来たのは原型のままの「湘南顔」です。上のサーモンピンクはこの1編成だけの貴重品で、その他はすべて上毛のイメージカラーであるエメラルドグリーンです。
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2006.2.24 上毛電気鉄道中央前橋駅
入ってきた編成を見ると、おお、「712」ではありませんか。近年、鉄道の世界では3桁の形式番号は珍しくなり、京急700形亡き今、700を名乗る電車は今後現れるだろうか、と思っていましたが、譲渡車とはいえこんなところでお目にかかれるとは思いませんでした。
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2006.2.24 上毛電気鉄道大胡-樋越間
車内の銘板を撮ったら、なんと井の頭線デビューが昭和39年!私と同い年ではありませんか。しかもいわば「父祖の地」で活躍しているとは。何やら不思議な因縁すら感じます。
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2006.2.24 上毛電気鉄道デハ712車内
by borituba | 2006-02-25 12:06 | てつどう