2015年 10月 06日
「模型の神様」のご利益
鉄道模型の神様と呼ばれた原信太郎翁の作られたすばらしい模型を間近で、しかも実際に走る様子を見られるすばらしい博物館です。
その最大の見物は日本最大級のジオラマです。信太郎翁のポリシーに則り、実車と同じ鉄製のレールを使用、台車も実車と同じもの(の精巧なミニチュア)を使用しているため、走行音が非常にリアルです。以前「タモリ倶楽部」でここが紹介されたとき、レールマニアのタモさんがこの音に感激していましたが、私も同様でした。幼い頃に聴いた懐かしい音がしました。
昨日は博物館の見学が主目的だったので、カメラは持って出たものの撮影は時間があったらちょっと、のつもりでした。とりあえずここから一番近い仲木戸にでもと横浜駅から京急に。
ホームでエア急を待っていると、電車通過の合図が。「?」と思ってカメラをスタンバイすると…
なんとデト君が来ました。初代1000形ベースの先代デト11は何度も見ていましたが、1500形ベースの2代目に会うのは初めて。早くも模型の神様のご利益か…
デト君登場の興奮冷めやらぬ中、エア急で仲木戸へ。ドン曇りなので上りホーム横浜方端でスタンバイ。するといきなり青京急2号が!
直後の下りエア急が2000形復刻君♪
と、今度は上りエア急は「居残り運用」の都営5300形…恐ろしくなるような妙味です。
さらに「ご利益」はつづきます。エア急、快特の合間の普通は上下とも普通車一代祭り。現存の全編成が出てるんじゃないかと思うほどの大盛況♪
さらにさらに、珍しい2代目600形祭りに突入。SH快特に4連✖2のエア急、とどめに青京急1号まで来る祭りっぷり♪
京急のオールスターの活躍をお腹いっぱい堪能して帰路につきましたが、ご利益はこれで終わりませんでした。
仲木戸から乗ったエア急がさっき撮った2000形復刻君の折り返し。
蒲田まで乗ると乗り換えが面倒なので川崎で後続の快特に乗り換えることにしたら、来たのがなんとなんと黄京急!
模型の神様のご利益で、撮り鉄運も乗り鉄運も最高の一日になりました。近いうちにお礼参りに行かなければ!