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ドーナツの穴はどこまで広がる?

ひところ「ドーナツ化現象」という言葉がメディアを賑わせていました。都市部の夜間人口が減るのに反比例して郊外の外周部の夜間人口が増加する。という現象で、「ベッドタウン」がどんどん東京から遠いところに広がっていきました。
一昔前までは関東でも熊谷、高崎、小山、宇都宮、平塚、小田原、土浦、水戸などへ行くのは「旅行」という感覚でした。早起きして遅くも8時までの「汽車」に乗って着くのは昼前、用事を済ませて帰りは20時過ぎ…場合によっては1泊も…というのが当たり前でした。
しかし今やこうした都市から「通勤・通学」して来るのが「当たり前」になっています。関東平野を縦断・横断して高崎や水戸から東京や横浜へ「通勤」している人はザラになり、新幹線を使ってもっと遠くから通う人も出てきました。
それにつれて、電車の車内も変わってきました。旧型客車からのボックスタイプのクロスシートから、通勤電車並みのロングシートに様変わりしつつあります。一部の車両にはクロスシートもありますが、ほとんどの車両はロングシート。かつてはお茶を飲みながらお弁当をつつくこともなんでもなかったのが、今では怪訝な視線を浴びながらこそこそと食べるようになってしまいました…
常磐線にもロングシート化の波は容赦なく押し寄せ、新しいE501系や最新のE531系などはロングシート主体の「通勤電車」になっています。今や「近郊型」という分類も死語になりつつありますね。
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2005.10.20 常磐線松戸-柏間(緩行線馬橋駅)
by borituba | 2005-11-01 20:21 | てつどう