「特等席」のある電車

総武流山電鉄に残る元西武101系「若葉号」の運転台です。
国鉄(JR)の通勤型電車は、101系以来運転台直後はドアになっています。運転台の後ろに窓がほとんど無い車両もあり、またひところは「気が散る」などと言って昼間でもカーテンを降ろしていたりしたものでした。最近では「夜間は視界の確保のためカーテンを降ろさせていただきます。」などとエクスキューズしているほどになりました。
一方私鉄では運転台直後が座席になっている電車が多く、空いていればこのように「かぶりつき」で前方の眺めを楽しんだり運転士の動きを観察するのが鉄道少年の最大の楽しみになっていました。近年、関東の大手民鉄ではこの「特等席」が激減しています。大量輸送対策で3扉車が減って、最近の主力車両の多くが4扉車になったことが最大の理由ですが、ガラ空きの車内で一人ポツンと運転台の後ろに立っているのはなんとなくこっ恥ずかしいものです。
関西大手民鉄では2扉特急車から4扉通勤車(京阪の5000系5扉車も)まで、大概の車両に「特等席」がありますが、関東では京急が頑固なまでに「特等席」を設けています。
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2005.10.20 総武流山電鉄流山駅
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by borituba | 2005-10-27 11:11 | てつどう