みらいのでんしゃ-2

東京メトロ8000系です。
以前相鉄9000系を「みらいのでんしゃ」と題してご紹介しましたが、こちらは私が子供の頃、現実に「みらいのでんしゃ」と思った「営団スタイル」です。千代田線6000系を皮切りに、有楽町線7000系、半蔵門線8000系と少しづつフォルムを変えながら続いてきました。地下、という特殊な環境を走る関係でさまざまな制約があり、前面は非常口を兼ねて貫通型としなければなりません。それまでの車両は正面に貫通路を設けていましたが、千代田線用6000系から向かって左側に寄せ、運転席窓を大きな一枚窓にして前方の見通しを良くし、貫通路扉には窓を作らずに車体と一体化させて、トータルデザインを成しています。真ん中にはラインカラーの「Sマーク」が付けられ、マークのデザイン共々子供心に「カッコイイ」と思ったものです(現在は東京メトロの「Mマーク」に取り替えられている)。8000系は小田急9000系や国鉄201系などが採用して当時流行していた「額縁型」前面になっているのがそれまでと大きく変わっていますが、基本は「営団スタイル」を継承しています。この後の南北線9000系からは、全体に丸みを帯びた「新営団スタイル」になり、有楽町線07系などに受け継がれました。
半蔵門線は東急新玉川線(現田園都市線)の建設に平行して工事が進み、当初は渋谷-青山一丁目間の部分開通で、営団(当時)の路線でありながら自社車両がなく、東急8500系のみが乗入れていました。当時8000系のデザイン画は公開されていましたが、なかなかデビューせず、幻の新車状態が続きました。その後半蔵門まで、さらに三越前まで延伸、そのころになってやっとデビューしましたが、なかなか増備されず、当時の沿線の女子高生からは「来るとラッキー」とおまじないの対象になったりしたものです。
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2005.6.14 東急電鉄田園都市線たまプラーザ駅
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by borituba | 2005-10-18 14:12 | てつどう