2012年 04月 08日
週末の撮って出し!:2012年、さくら、咲く。3
まずは土曜日。早起きして行った飛鳥山。すでに場所取りのブルーシートで埋め尽くされ、徹夜で番をしたのか寝袋で爆睡中の輩もちらほら。金曜の夜は寒の戻りでひどい底冷えでした。多分寒さでなかなか眠れなかったのでしょう。まあご苦労なことです。
そんな地上の喧騒をよそに、花は天まで届けとばかりに青空に向かって伸びていました。
ちょうど山手と下町の境目の崖になる飛鳥山。東北本線側にも桜があり、山の緑と並んで絢爛たる錦の趣きです。
京浜東北線のホームからも花がキレイに見えます。ホームから対面の花を一枚。
午後からはご近所へ。今は区民事務所になっている廃校になった小学校の校庭。子どもがいてもいなくても見事に咲きました。しかし、再開発のためこの区民事務所は今秋には取り壊されるので、今年が「最後のさくら」となってしまいます。そうしてみると、なんだか名残惜しそうに見えます。同じように「最後のやなぎ」となる運命の柳の新芽とともに「柳桜をこきまぜて」。
夕方の高戸橋。今年も雪のように花が咲きそろいました。これで昨晩のような満月があれは「雪月花」が揃い踏みのようです。
そして、今日…昨日ほどではないにせよ、北風が肌寒いなか、西武新宿線沿線屈指の花の名所、武蔵関駅近くの水路べり。水に付くかと思うようなほど、ここの花は水面をめざして伸びています。