2010年 09月 06日
7月の鉄活動から:ダイヤ改正前夜の京成(6)・四つ木の赤い電車
ここには遠く久里浜や三崎口まで、また京成車に混じって羽田空港に行く赤い電車がやってきます。初代1000形が引退して京急の撮影は一区切りになりましたが、ここへ来れば赤い電車とのご縁は切れません。
初代1000形最後の編成が引退するのと入れ替わるようにデビューした2代目1000形「お銀ちゃん」の最新1137編成。床下機器もまだ真新しく、側面もキラキラとしています。年季を経た昭和の電車もイイですが、こういう「下ろしたて」の電車もキレイでイイですね。続いて来た1121編成の普通(SH快特)三崎口ゆきと比べてみてください。エアポート快特でやってきました。都営線でも快速になるこのエア快は今までは佐倉・成田ゆき快速になっていますが、ダイヤ改正後は押上から新設の「アクセス特急」になります。
さすがにここは「京成」押上線だけあって、京急車は普通になっていることが多くなります。下り高砂ゆきお銀ちゃん、上り三崎口ゆき1500形です。都営線をはさんで京急に行くと上りと下りが入れ替わり、高砂ゆきは上り、三崎口ゆきは下りになります。
この日は2代目1000形祭りで、撮っていた間に来た京急車は大半が2代目1000形でした。陽がだいぶ傾いてきて、夕陽がいい感じで当りはじめました。
快速のほとんどが京成車でしたが、珍しく2代目1000形が運用されていました。幕車なので種別幕もくっきりとしたピンク色です。ダイヤ改正後は京急車は青砥・高砂折り返しの普通(SH快特)・北総線に入る普通(エアポート急行)・新設のアクセス特急(エアポート快特)に集中し、原則高砂から先の本線には行かなくなります。なのでこのピンクの快速幕と「成田」の行先幕は貴重な記録になりました。