6年目の3・11によせて

おはようございます。
今日は東日本大震災から6年です。「もう6年」「まだ6年」…人の思いはさまざまですが、6年前の今日の恐怖とその後の惨禍を忘れてはなりません。

昨日の夜はオネゲルの誕生日ということもあって、東京大空襲と東日本大震災の両方の鎮魂と平和の祈りを込めて交響曲第2番と第3番「典礼風」と「火刑台上のジャンヌ・ダルク」を聴いたことです(別途投稿しました)。

今夜は東京大空襲でほぼ全域が被災した墨田区の平和祈念・震災追悼コンサートでマーラーの交響曲第6番「悲劇的」を聴きますが、個人的には例年CDでブラームスの「ドイツ・レクィエム」(クレンペラー指揮、フィルハーモニア管)を聴いています。第2曲の「人はみな草の如く、その栄華はみな草の花に似ている。草は枯れ、花は散る。」という一節が胸に沁みます。

今年はもう一つ、フランシス・プーランクがポール・エリュアールの詩をテクストとした3つの歌曲集、「こんな日、こんな夜」「燃える鏡」「爽やかさと火」を聴くことにします。エリュアールの詩は難解なシュールレアリスムの詩ですが、人の愛と死を描いた詠む抽象画のような詩章が震災と津波の惨禍の鎮魂と不思議にフィットしていると思います。

…合掌。
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by borituba | 2017-03-11 08:22 | しんさい | Comments(0)

今日はプーランク忌です。
先だってプレートル忌とプーランク生誕祭が続いて、プーランクをずいぶん聴いておりましたが、改めて聴きましょう。
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プーランクが自ら初演を想定して書き上げながら、急逝のため実現しなかったオーボエ・ソナタ(初演はピエール・ピエルロとジャック・フェヴリエ)とクラリネット・ソナタ(初演はベニー・グッドマンとレナード・バーンスタイン!)。今宵は現代フランスを代表するフランソワ・ルルー、ポール・メイエ、エリック・ル・サージュで。オーボエ・ソナタはプロコフィエフ、クラリネット・ソナタはオネゲルという、亡き友に捧げられた曲ですが、奇しくも初演がプーランク自身の追悼になってしまいました。
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オーボエ・ソナタの初演をプーランクに代わって弾いたフェヴリエとプーランクが組んだ(初演もこの二人)「2台のピアノのための協奏曲」。プレートル指揮のパリ音楽院管弦楽団との競演です。
…合掌。
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by borituba | 2017-01-30 21:58 | おんがく | Comments(0)