<   2012年 12月 ( 20 )   > この月の画像一覧

2012年回顧、10月以降です。

今年後半最大のトピックとなったのは、京急の高架完成とそれに伴う大ダイヤ改正でした。その前後には京成・京急を頻繁に撮ってきました。
d0044222_21402229.jpg
2012.10.7 京成電鉄押上線四ツ木駅
d0044222_21423244.jpg
2012.10.7 京成電鉄押上線四ツ木駅
d0044222_21454273.jpg
2012.10.14 京浜急行電鉄本線立会川駅
d0044222_21474179.jpg
2012.10.14 京浜急行電鉄本線立会川駅
そして、ダイヤ改正。京急は空港輸送重視に大きく舵を切りました。ハマエア急の大増発、エア急だった北総からの乗入れ列車を並エア快に、エア快は上と並を種別上もはっきり分かれ、全て快速運転の上エア快は京成のアクセス特急と揃えてオレンジの幕になり、上は蒲田通過、並は停車になりました。そして蒲田駅の待避駅化に伴って誕生した「品川-蒲田間普通」と、沿線の風景以上に大きく変わりました。中では京成車の並エア快の幕が「飛行機快特」から「快速特急」になったのが印象的でした。
d0044222_2205861.jpg
2012.10.27 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
d0044222_22727100.jpg
2012.12.23 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
d0044222_2295746.jpg
2012.11.3 京浜急行電鉄本線六郷土手駅
d0044222_22124912.jpg
2012.12.23 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
完成した高架区間では、空港線糀谷駅が好撮影ポイントとなり、エア快・エア急の撮影に訪れました。
d0044222_2217353.jpg
2012.11.21 京浜急行電鉄空港線糀谷駅
d0044222_22204972.jpg
2012.11.21 京浜急行電鉄空港線糀谷駅
d0044222_22235735.jpg
2012.11.21 京浜急行電鉄空港線糀谷駅
京急以外では「旗日の都電」を撮りに行ったとき今年下期のベストショットのドンピシャの並びをゲット。
d0044222_2229997.jpg
2012.10.8 都電荒川線飛鳥山
東横線で「その日」に備えての動きを注目するようになりました。
d0044222_2235138.jpg
2012.11.25 東京急行電鉄東横線都立大学駅
d0044222_22373652.jpg
2012.11.25 東京急行電鉄東横線都立大学駅
そして、今日…今年の撮り納めは初めて東横線にしました。今日の東横線は静かに「その日」を待っていました。そして、あと2ヵ月半後には「その日」がやってきます。
d0044222_22423441.jpg
2012.12.29 東京急行電鉄東横線中目黒駅
d0044222_2245910.jpg
2012.12.29 東京急行電鉄東横線中祐天寺駅
d0044222_22461184.jpg
2012.12.29 東京急行電鉄東横線祐天寺駅
d0044222_22471096.jpg
2012.12.29 東京急行電鉄東横線祐天寺駅
d0044222_22484100.jpg
2012.12.29 東京急行電鉄東横線中目黒駅
d0044222_22483089.jpg
2012.12.29 東京急行電鉄東横線中目黒駅
d0044222_224922.jpg
2012.12.29 東京急行電鉄東横線中目黒駅
d0044222_22492968.jpg
2012.12.29 東京急行電鉄東横線渋谷駅

to be contijue 2013...
[PR]
by borituba | 2012-12-29 22:55 | てつどう | Comments(0)

2012年回顧、今日は7月~9月、灼熱の夏です。

7月はなにかと忙しく、また休みの日には天候が悪かったりして、カメラを手にすることがほとんどありませんでした。唯一訪れたのは小田急。3月に大きな世代交代があり、妙味が落ちてあまり撮りませんでしたが、初の「地下鉄ロマンスカー」60000系MSEと、メトロ16000系の「ブルーリボン&ローレル」コンビのドンピシャをゲット。
d0044222_22322897.jpg
2012.7.1 東京地下鉄千代田線(小田急電鉄小田原線)代々木上原駅
8月、今年も連日の猛暑日で、水分を補給しながら各地で撮ってきました。今年後半の話題の中心の一つとなった、刻一刻と近づく「その日」の準備。来年3月の副都心線と東横線の相互乗り入れに向けて、有楽町線と市ヶ谷でつながっている南北線-目黒線を介して、各社の車両が出入りしての試運転が始まりました。西所沢駅で東急2代目5000系の10連編成「4000番台」をゲットしました。この時点ではまだ「試運転」でしたが…
d0044222_22481032.jpg
2012.8.13 西武鉄道池袋線西所沢駅
d0044222_22511534.jpg
2012.8.13 西武鉄道池袋線西所沢駅
なかなか撮れなかった101系「ツートン復刻」をゲット。この時点ではこれが「一期一会」になるとは露ほども思っていませんでした。
d0044222_22554769.jpg
2012.8.13 西武鉄道池袋線西所沢駅
一方京急は大きな変化が近づいていましたが、8月はまだ列車運用にはほとんど変化はありませんでした。青京急をダブルでゲットした真夏の立会川でした。
d0044222_2305358.jpg
2012.8.16 京浜急行電鉄本線立会川駅
d0044222_2325539.jpg
2012.8.16 京浜急行電鉄本線立会川駅
9月、東横線に行ったメトロ車がなんと営業運転を始めました。そして相互乗り入れ開始日が3月16日に決定、それを機にメトロ日比谷線とは鉄道史上初の「相互乗入れ縁組解消」ということになりました。いよいよ具体化し始めた「その日」の姿を収めました。
d0044222_231957.jpg
2012.9.17 東京急行電鉄東横線都立大学駅
d0044222_23215266.jpg
2012.9.17 東京急行電鉄東横線都立大学駅
d0044222_23224255.jpg
2012.9.17 東京急行電鉄東横線都立大学駅
d0044222_23242212.jpg
2012.9.17 東京急行電鉄東横線都立大学駅
一方縁組先に行った東急車も営業運転を開始。東武みずほ台でゲットしました。東横線の急行停車駅の10連対応工事が済んでいないので、貸し出しとはいえ「その日」までこの編成は縁組先に「封じ込め」になっています。
d0044222_23304142.jpg
2012.9.17 東武鉄道東上本線みずほ台駅
[PR]
by borituba | 2012-12-28 23:33 | てつどう | Comments(0)

2012年回顧、今日は4月~6月です。

寒かった冬の影響で、さくらも遅かった今年、咲いてからも花冷えが続いて花が例年より長持ちしました。あちこちで撮りましたが、練馬高野台駅近くの石神井川沿いの桜が見事でした。駅のホームからもよく目立つ柳の大木を絡めての一枚。まさに「柳桜をこきまぜて」。
d0044222_23233386.jpg
2012.4.10
本格的に暖かくなった5月、京急・京成・西武・東武と精力的に撮りに回りました。連休中の朝、陽光を浴びて走る101系後期車。この時点では大活躍中です。京急では立会川での撮影を本格化。上りの後追いだけでなく下りも撮るようになりました。東武は何と言ってもスカイツリーの完成とソラマチのオープン。スペーシアはデビュー20年にして初の塗装変更、スカイツリーのライトアップ色に合わせた3種の新色がデビューしました。思えば今年前半の話題の中心は東武伊勢崎線だったですね。新スカイライナーの衝撃的デビューから1年、成田空港アクセスの最速の足としてすっかり定着、初夏の暖かな陽気の中を荒川を渡ります。
d0044222_2335430.jpg
2012.5.5 西武鉄道池袋線中村橋駅
d0044222_2341080.jpg
2012.5.4 京浜急行電鉄本線立会川駅
d0044222_23432577.jpg
2012.5.4 京浜急行電鉄本線立会川駅
d0044222_23493594.jpg
2012.5.19
d0044222_23511499.jpg
2012.5.19 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
d0044222_23583174.jpg
2012.5.13 京成電鉄京成本線関屋-堀切菖蒲園間
6月も引き続き快調な撮影が続きました。梅雨の晴れ間に念願だった堀切菖蒲園の菖蒲をたっぷり撮れました。
d0044222_025761.jpg
2012.6.17
菖蒲とともに盛りを迎えたのがあじさい。これまた各地で楽しく撮りました。
d0044222_0104795.jpg
2012.6,20
5月に続き東武伊勢崎線の撮影に足繁く通いました。一見変わったようには見えませんが新色「サマーコーラルオレンジ」です。
d0044222_0151180.jpg
2012.6.17 東武鉄道伊勢崎線牛田駅
d0044222_0171986.jpg
2012.6.17 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
一方東上本線では念願のTJライナーの撮影にやっと成功しました。
d0044222_022270.jpg
2012.6.23 東武鉄道東上本線みずほ台駅
d0044222_024628.jpg
2012.6.23 東武鉄道東上本線柳瀬川駅
[PR]
by borituba | 2012-12-27 23:29 | てつどう | Comments(0)

2012年もあと6日となりました。

今日からの4日間は「デハ712のこの1年のベストショットをご紹介していきます。
きょうは「はる」1月から3月です。
1月、例年吉例の元日の京急大師線。干支ヘッドマークから今年の撮影を始めました。
d0044222_2047403.jpg
2012.1.1 京浜急行電鉄大師線鈴木町駅
3が日中に西武を初撮り。先代5000系の塗装を復刻した「レッドアロー・クラシック」をゲットしました。
d0044222_20513292.jpg
2012.1.3 西武鉄道池袋線中村橋駅
今年最初の祝日成人の日、花鉄の予行演習をかねた飛鳥山で8800形のドンピシャの並び。今年前半のベストショット中のベストになりました。
d0044222_20565347.jpg
2012.1.9 都電荒川線飛鳥山
昨年体調を崩してからというものすっかり寒さに弱くなり、2月はほとんど撮影に行かずに冬眠状態でした。寒波が小康を得た日、東上線みずほ台で撮ったのが唯一まとまった撮影でした。
d0044222_215333.jpg
2012.2.26 東武鉄道東上本線みずほ台駅
2月の酷寒のおかげで初春の梅は大幅に遅れました。満開は3月もお彼岸になってから。まさか春分の日に梅を撮ることになるとは思いませんでした。
d0044222_21225378.jpg
2012.3.20 羽根木公園
3月はようやく暖かさが戻って、あちこち撮影に行けるようになりました。代々木上原駅でローレル賞ウィナー2代が顔を合わせました。6000系が得ローレルを獲って40年、後継車16000系もローレル賞を受賞。記念のステッカーが貼られました。
d0044222_21342847.jpg
2012.3.3 東京地下鉄(小田急電鉄小田原線)代々木上原駅
同じ日に撮った東急世田谷線、カラフルな300形の中で、緑の304号車はかつての東急の色です。
d0044222_21414149.jpg
2012.3.3 東京急行電鉄世田谷線山下-松原間
ようやくじっくり撮れるようになった3月下旬、正月以来の京急では、コンディションのいい立会川で上りの後追いを狙いました。世代交代が始まった「普通車一代」800形。このころから腰を据えて「追いかける」ようになりました。
d0044222_21515166.jpg
2012.3,25 京浜急行電鉄本線立会川駅
d0044222_21543156.jpg
2012.3,25 京浜急行電鉄本線立会川駅
[PR]
by borituba | 2012-12-26 21:56 | てつどう | Comments(0)

1.路線の距離と所要時間(スピード)
大崎-新木場間12.2km・8駅を約18分で結びます。路線の大半が地下で東京港を横断しているため、快速運転はしていませんがまずまず快速といえるでしょう。
2.乗入れの形態
大崎でJR東日本埼京線と相互乗入れをおこなっています。埼京線としては大崎が終点になるので両端型乗り入れということになります。ただ、埼京線が池袋-大崎間で東北・高崎線-横須賀・東海道線直通列車(湘南新宿ライン)と共用しており、また元々山手貨物線であることで貨物列車の運行もわずかながら残っており、当初より直通列車の本数は減少しています。いっそのこと乗入れを解消して線内往復に専念して埼京線・湘南新宿ラインとの連絡を重視した方がいいのではないかと思います。また、同じく元貨物線として計画・建設されたJR京葉線との間には新木場駅に連絡線がありますが、イベント列車や団体貸切臨時列車以外は乗り入れは行っていません。
3.路線の便利度(他路線とのアクセス・優等列車)
他路線とのアクセスは大崎・大井町・天王洲アイル・国際展示場・新木場と8駅中5駅もあり、ベイエリアの末端を走る路線にしては結構便利です。埼京線は大崎-池袋間は実質「山手線快速」で、池袋以北では快速運転も行っていますが、りんかい線には快速運転はなく、すべて各駅停車になります。仮に行ったとしても元々貨物線で計画・建設されていたのを旅客線にしたもので待避駅がないため都営浅草線のように「停まらないだけ速い」程度の時間短縮にしかならないので、これは妥当な運営だと思います。
4.ダイヤ(路線内乗継の問題など)と車両
日中は概ね1時間に7本、約8分間隔で運行しています。そのうち埼京線直通列車は3本、概ね20分に1本で、現行の東急東横線の日比谷線直通列車とほぼ同じレベルです。新宿以南の埼京線列車の本数を考えれば健闘しているとは思いますが、京急が1サイクル20分に3本、1時間に9本も直通しているのに比べればあまり利便性がいいとは言えません。また、大崎駅での湘南新宿ラインとの連絡もあまり良くないので、線内往復列車のダイヤにはかなり改善の余地があると言わざるを得ません。
車両はりんかい線70-000形とJR205系の2種類だけです。埼京線の路線距離が川越線を含めかなり長いため(営業キロで約4倍)、205系がりんかい線内運用で大崎-新木場間を行った来たりする「出稼ぎ運用」が非常に多くなったいます。りんかい線は地下鉄協会に加盟していますがl国土交通省はこの路線を普通鉄道として扱っているため(大崎-国際展示場間はトンネル扱い)、地下鉄用車両でない205系が入線可能になっています。なお、2013年にJRE233系が埼京線に入る予定になっており、当然乗入れ対応になります。
d0044222_19551056.jpg
2011.7.10 東京臨海高速鉄道りんかい線東雲駅
d0044222_1957187.jpg
2011.7.10 東京臨海高速鉄道りんかい線東雲駅
5.総合診断
りんかい線は東京港をはさんでベイエリアを横断的に結ぶ路線で、利便性はまずまずですが、乗客数が伸びません。その原因は偏に運賃の高さにあります。大崎-新木場の全線乗り通すと380円もかかるので、せっかくの相互乗入れの利便性を完全にぶち壊してしまっているのです。東京メトロ有楽町線と競合している池袋-新木場間でも、所要時間こそ38分対32分と互角に近いながら直通列車は1/3(1時間9本対3本)、運賃は倍以上(メトロ230円/埼京線・りんかい線590円)ではお話になりません。埼京線の路線事情もありますが、なにしろこの高い運賃(同じく地下鉄との乗入れを行っていながら運賃の高さから苦戦が続く埼玉高速・東葉高速と並んで「関東高額鉄道三羽烏」などというありがたくないあだ名が付いています)をどうにかしないとこの線の明日はないと言ってよく、埼京線との通し運賃の割引などの対策が急務だと思います。
将来はJR京葉線との乗り入れの実現が課題でしょう。東京ディズニーリゾートへのアクセス路線としてりんかい線の利便性を生かさない手はなく、東京駅での京葉線のアクセスの不便さが指摘されている今、新宿・渋谷、また東京モノレールと組み合わせた羽田などからのアクセス向上が期待できるだけに、早期の実現が求められます。しかしそれもこれも運賃問題の解決が先決であることは言うまでもありません。

★★(星は5つが最高です)
[PR]
by borituba | 2012-12-24 20:51 | てつどう | Comments(2)

クリスマス寒波の到来で冷え込んでいましたが、曇り空で放射冷却が少なく、また風も弱かったのでなんとかなるだろうと京急に行ってみました。

しかし、吹きさらしの駅でじっと待っていると、みるみる体温を奪われてどんどん身体が冷えてきます。京急の駅はホームに待合室がなく、こういうときの逃げ場がないので、普段の粘りがききません。
そんなわけで収穫はあまりなかったですが、青京急1号と2号が両方撮れたことでよしとしなくてはなりません。青京急1号はなんと上エア快。これはラッキーでした。
d0044222_22492054.jpg
2012.12.23 京浜急行電鉄本線青物横丁駅
2号の方は1号の折り返しを狙って新馬場に戻ったところで登場。後追いでしたが決められて満足。しかし肝心の1号折り返しはお銀に思いっきりカブられてしまいました…
d0044222_22551752.jpg
2012.12.23 京浜急行電鉄本線新馬場駅
結局暖まるには電車に乗るしかなく、冷え切ったところで切り上げて普通に乗って青物横丁-新馬場-立会川-北品川(八ツ山)と行ったり来たりしながら少しづつ撮って行きました。そんな中、各地で撮れたのは「品蒲鈍行」の当番に入っていた2代目1000形4連のトップ1401編成。
d0044222_2354214.jpg
2012.12.23 京浜急行電鉄本線新馬場駅
d0044222_237696.jpg
2012.12.23 京浜急行電鉄本線立会川駅
d0044222_23105570.jpg
2012.12.23 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
シメの八ツ山ではお立ち台には陽が当たっていくらか粘れるかと思いましたが、陽が翳ってくるともういけません。結局2サイクル半くらいで退散しました。まあここでも2代目600形の上エア快が撮れたので短時間でも一応満足。しかし逃げ場のない京急での寒中撮影はかなり防寒しても非常に厳しいので、今度からはホッカイロをあちこち装備することにします…
d0044222_23195163.jpg
2012.12.23 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
[PR]
by borituba | 2012-12-23 23:21 | てつどう | Comments(0)

1.路線の距離と所要時間(スピード)
目黒-日吉間約12km・13駅を急行約17分、各停約27分です。緩急の差は約10分で、路線の規模を考えるとまあまあです。なお、鉄道戸籍上の目黒線は目黒-田園調布間で、田園調布-日吉間は東横線への片乗入れという形になっています。ただし、田園調布で折り返す「純目黒線列車」は存在せず、実質上は東横線との二重戸籍と見做した方がいいでしょう。実際目蒲線時代、の田園調布―多摩川間は二重戸籍(並走区間)になっていました。
2.乗入れの形態
目黒線は旧目蒲線(目黒-多摩川-蒲田間)の目黒-多摩川間を分離し、東横線日吉まで延伸して準本線格にグレードアップした路線です。格上げにあたっては地下鉄との相互乗入れを前提に行われました。その際同じような形で成立した田園都市線を参考にしたため両端型乗入れになっています。東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線と相互乗入れを行っています。都営・東京メトロの双方が路線を共有するという前代未聞の乗入れ形態となりました。
3.路線の便利度(他路線とのアクセス・優等列車)
目黒線として独立した区間が短いので、他路線とのアクセスは大岡山での東急大井町線だけです。目蒲線時代は優等列車はありませんでしたが、相互乗入れ開始・準本線化と同時に急行が登場しました。停車駅は目黒・武蔵小山・大岡山・田園調布・多摩川・武蔵小杉・日吉の7駅です。要は田園調布から先は東横線急行と同じというわけですが、原則別線なので、東横線にお付き合いすることはなく、独自の停車駅設定も可能でなので、今後の東横線の動向によっては変わる可能性があります。
4.ダイヤ(路線内乗継の問題など)と車両
日中は概ね急行1・各停2の15分サイクルです。急行は1本おきに都営からとメトロからとになり、その間の各停も概ね都営・メトロ交互に発着します。急行は全てどちらかの地下鉄乗入れで目黒線の途中止まりはありません。各停は目黒-日吉間の線内往復列車や車両基地のある奥沢止まり、武蔵小杉止まりがあります。車両は乗り入れはメトロ9000系・都営6300形・埼玉高速2000系に加え、東急は2代目3000系・2代目5000系の「2代目コンピ」が活躍しています。東急車は都営・メトロ両線に入線可能なので、イベント列車で都営とメトロにまたがって走る列車には東急車が起用されます。
d0044222_0133289.jpg
2012.11.25 東京急行電鉄目黒線多摩川駅
d0044222_017141.jpg
2012.11.25 東京急行電鉄目黒線多摩川駅
d0044222_0175719.jpg
2012.11.25 東京急行電鉄目黒線多摩川駅
d0044222_0182588.jpg
2012.11.25 東京急行電鉄目黒線多摩川駅
d0044222_019012.jpg
2012.11.25 東京急行電鉄目黒線多摩川駅
5.総合診断
東急は昔から新線の開通や乗入れ開始の度に路線変更や路線格の引き上げを「得意技」にしています。目黒線はその中でも最大規模の格上げとなりました。上りの地下鉄乗入れ列車が交互で、行先によって白金高輪での乗り換えが必要とか埼玉高速の運賃が突出して高いとかいう問題がありますが、それはあくまで乗入れ先の問題で、東急目黒線としては唯一、路線規模が格上げに追いつかず、未だに両線の編成両数が6連のままということです。ことにメトロ側は南北線全駅がすでに8連対応で建設されており、南北線が今後都心の動脈としての役割が重くなるまでに対応が獲れるかどうかが課題です。そして本来の目的である「東横線のバイパス」という役割は東横線が大きく変わる今、こちらの役割も大きく変わる可能性があります。
★★★★(星は5つが最高です)
[PR]
by borituba | 2012-12-22 22:22 | てつどう | Comments(2)

1.路線の距離と所要時間(スピード)
渋谷-中央林間間31.5km・27駅を急行約37分、各停約56分で結びます。待避駅が多く、踏切が全くないので急行は3駅連続停車(鷺沼・たまプラーザ・あざみ野)があるわりにかなり快速と言ってよく、各停との差が約20分というのは通勤路線の急行運転としては文句なしの合格点です。これは偏に沿線開発に先行して路線を確定、敷設したことによる線形の良さと待避駅を多く設けて緩急接続が円滑であることに尽きます。
2.乗入れの形態
渋谷で東京メトロ半蔵門線とつながって相互乗り入れを行っています。両端型乗入れの典型で、のちの目黒線(旧目蒲線)の改良のお手本となりました。来春には東横線も両端型に変更されるので、東急で相互乗り入れを行っている路線はすべて両端型になります。
3.路線の便利度(他路線とのアクセス・優等列車)
他路線とのアクセスは渋谷・三軒茶屋・二子玉川・溝の口・あざみ野・長津田・中央林間の7駅です。優等列車は朝ラッシュ時の上りに二子玉川-渋谷間が各停になる準急がありますが、日中は急行だけと至ってシンプルで、停車駅は渋谷・三軒茶屋・二子玉川・溝の口・鷺沼・たまプラーザ・あざみ野・青葉台・長津田・中央林間の10駅で、土曜・休日のみ南町田に停車します(準急は二子玉川まで急行と同じ、平日のみ運転)。緩急接続は鷺沼・長津田で行いますが、鷺沼で接続した列車は長津田では接続せず、逆に鷺沼で接続しない各停は必ず長津田で接続します。各停はこのほか桜新町・梶ヶ谷・江田・藤が丘で急行(準急)を待避します。待避・接続駅が多いことで優等列車のスピードアップを実現しているのは前述の通りです。
4.ダイヤ(路線内乗継の問題など)と車両
日中は急行1に対して各停2の15分サイクル、急行直前の各停は桜新町で待避して長津田接続、直後の各停が鷺沼接続となります。急行は最低2本の各停を追い抜くことになるわけです。これが急行の快速性の高さの所以です。日中では概ね1時間に急行1本・各停1本が長津田止まりとなりますが、ほとんどが中央林間ゆきと接続しており、影響はほとんどないと言っていいでしょう。ただ、東京メトロの検車区が鷺沼にあるため、早朝・深夜のメトロ車運用列車の一部に鷺沼止まりがあります。車両は2代目5000系と新玉川線時代からの古豪8500系の東急車、メトロ8000系・08系、東武50050系・30000系があり、全て半蔵門線に直通します。ただし、上りに関しては8500系の一部は東武線に入線できないため、清澄白河ないし押上止まりとなり、押上止まりには東武車の出稼ぎ運用もあります。この点は東武伊勢崎線の診断で詳述します。
d0044222_014926.jpg
2012.5.13 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
d0044222_0181344.jpg
2012.6.17 東武鉄道伊勢崎線牛田駅
d0044222_0202036.jpg
2012.6.17 東武鉄道伊勢崎線牛田駅
d0044222_0223087.jpg
2012.5.13 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
d0044222_0243675.jpg
2012.5.13 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
d0044222_0302526.jpg
2012.3.10 東武鉄道伊勢崎線東向島駅
5.総合診断
田園都市線は、東急の本線格路線の中では開通が最も遅い路線です。渋谷-二子玉川間は新玉川線として元から半蔵門線(7号線)との相互乗り入れ・田園都市線直通を前提に造られており、半蔵門線部分開業時には東急車のみで運転され「東急半蔵門線」とか言われていました。そんな経緯もあり、ダイヤの組成が今も東急主導になっているため、東急田園都市線側から見れば、相互乗入れの「お手本」と言って差し支えないほど円滑に運営されています。それで若干東武側がワリを食っているようにも感じますが、それは伊勢崎線診断のとき改めて検証するとして、東急側としては速達性、利便性とも文句のつけようがほとんどありません。このあたりは課題山積の東横線とは対照的であり、大都市近郊通勤路線として非常に安定していると言えるでしょう。現在曲がり角の相互乗り入れの世界としても、その標準となるべき姿ではないかと思います。
★★★★★(星は5つが最高です)
[PR]
by borituba | 2012-12-19 21:56 | てつどう | Comments(2)

1.路線の距離と所要時間(スピード)
渋谷-横浜間約24km・21駅を各停約45分、急行約30分、特急約27分で結びます。停車駅数がかなり違うわりには特急と急行の差が小さいですね。同じく京浜間を結ぶ京急が約22kmで快特が約17分で走破するのに比べると軌間、停車駅数の差を考慮してもちょっと水を開けられすぎです。特急は湘南新宿ラインに対抗して鳴り物入りで登場しましたが、これではメリットは運賃くらいしかありません。地下鉄副都心線との相互乗入れが始まると、競合関係に拍車がかかることは確実で、一層のスピードアップが求められます。
2.乗入れの形態
相互乗入れには大きく分けて2つの形態に分かれます。お互いが起終点でつながっている「両端型」と、途中駅から乗入れてくる「合流型」です(今後の診断でこの項目ではこの用語を用います)。東横線は現在、東京メトロ日比谷線と相互乗入れを行っており、合流型乗入れですが、2013年3月16日からは同副都心線と渋谷駅でつながり、日比谷線との相互乗入れは解消するので、両端型になります。両端型になることで列車種別に融通が利くようになるので、特急の増発・スピードアップが期待できます。
d0044222_2238478.jpg
2012.11.25 東京急行電鉄東横線都立大学駅
d0044222_22422562.jpg
2012.11.25 東京急行電鉄東横線都立大学駅
3.路線の便利度(他路線とのアクセス・優等列車)
他路線とのアクセスは渋谷・中目黒・自由が丘・田園調布・多摩川・武蔵小杉・日吉・菊名・横浜の9駅、全体の2/5弱で、すべて急行停車駅です。優等列車の停車駅は特急が渋谷・中目黒・自由が丘・武蔵小杉・菊名・横浜の6駅、急行はこれに加えて学芸大学・田園調布・多摩川・日吉・綱島に停車、実に11駅と全体の半数以上の駅に停まることになり、急行とは名ばかりの「隔駅停車」などと揶揄されてきました。特に自由が丘-田園調布-多摩川の3駅連続停車は評判が悪く、学芸大学・多摩川・綱島を外して特急+2~3くらいにするような改革が必要と思います。
4.ダイヤ(路線内乗継の問題など)と車両
日中は概ね特急1・急行1・各停3(日比谷線乗入れを含む)の15分サイクルになっています。緩急接続は自由が丘と菊名で行います。しかし、各停が待避できる駅は他に元住吉しかなく、急行が前述のとおりの「隔駅停車」ということで、特急のスピードアップのネックになっているのは否めません。
車両は、日比谷線乗入れ解消で18m車は姿を消すことになり、20m4扉に統一されます。乗入れ車両も現在のメトロ03系に代わって、西武6000系・東武9000系・50070系・メトロ7000系・10000系と一気に多彩になります。一方の東急車は、乗入れ解消を機に1000系が引退(ただし車両不足補填のため日比谷線に譲渡ないしリースで生き残る可能性があります)、9000系と2代目5000系の2系列になりますが、9000系は副都心線(地下鉄)対応でないため、線内運用専用になるか、2代目5000系10連編成の増備に伴って大井町線への転属や引退の可能性が濃厚です。ただ、これで車両のスペックが概ね揃うことになるので、列車のスピードアップやホームドア設置などの改善が期待できます。
d0044222_0163174.jpg
2012.6.23 東武鉄道東上本線みずほ台駅
d0044222_0185291.jpg
2012.6.23 東武鉄道東上本線みずほ台駅
d0044222_0244786.jpg
2012.8.13 西武鉄道池袋線東久留米駅
d0044222_027125.jpg
2012.9.17 東京急行電鉄東横線都立大学駅
d0044222_029314.jpg
2012.9.17 東武鉄道東上本線みずほ台駅
5.総合診断
曲がり角を迎えた相互乗入れの世界にあって、まさに角を曲がろうとしているのが東横線です。半世紀近くにわたって続いた日比谷線との縁を切り、急行停車駅のホーム延伸や2代目5000系10両固定編成の投入などかなりの設備投資をしてまさに「社運を賭けて」の一大プロジェクトとしての「歴史的握手」が始まろうとしています。
ハード面の改善は進みましたが、ソフト面。すなわちスピードアップや急行停車駅の改訂など課題は山積しています。特に、本体がとっくに移転してしまった学芸大学や、盛り場としてはもう過去のものになってしまった綱島、高級住宅街ということ以外の何物でもない田園調布(田園コロシアムも今はない)に急行を停めるメリットがあるとは思えません。副都心線乗入れという新しいコンテンツを手にする今、沿線の動向を検証し、運賃以外の「乗るメリット」を掘り起こす必要があり(池袋-横浜間で500円でお釣りが来る。というのは相当のメリットではありますが)、今こそチャンスだと思います。星は現状では2つが関の山ですが、期待と激励ををこめて3つにします。


★★★(星は5つが最高です)
[PR]
by borituba | 2012-12-16 21:52 | てつどう | Comments(1)

新しいシリーズを始めます。

曲がり角に来た「相互乗り入れ」
都営1号線(現・都営浅草線)と京成押上線が結ばれて半世紀。相互乗入れは東京の鉄道の最大の特徴と言えるほどになりました。東京都内を走る私鉄の本線各路線のほとんどが何らかの形で相互乗り入れにかかわっています。本線格で相互乗り入れに関わりがないのは西武新宿線と京王井の頭線くらいです。
しかし、当初の都市計画の想定を超える東京の街の変化によって、本来便利であるはずの相互乗入れが曲がり角に来ているように思います。


栄枯盛衰する「乗入れ相手」
以前「東京の地下鉄を診断する」というシリーズをやりました。東京の地下鉄網がほぼ完成した今、東京メトロ・都営地下鉄の各路線は都市交通の主力となりました。
地下鉄路線にもさまざまな問題がありますが、乗入れ相手の各路線にも、沿線の状況の変化やターミナル駅の変化などいろいろな新要素が出てきたのです。


乗入れ相手を診断する
そこで、相互乗り入れの相手である各線を診断してみることにしました。さしあたっては乗入れに関係する路線と乗入れ区間を中心に診断します。なので東武伊勢崎線のように長大な路線に関しては乗入れ列車の折り返し地点までの診断とします。診断の順番は、乗り入れ体系に大きな変化がある東急東横線を皮切りとして、渋谷を始点に山手線内回りに沿ってこのような順とします。

東京急行電鉄東横線
東京急行電鉄田園都市線
東京急行電鉄目黒線
東京臨海高速鉄道りんかい線
京浜急行電鉄本線
京成電鉄京成本線・押上線
北総鉄道北総線・成田スカイアクセス線
東武鉄道伊勢崎線(浅草-久喜間)
埼玉高速鉄道
東武鉄道東上本線(池袋-小川町間)
西武鉄道池袋線(池袋-飯能間)
小田急電鉄小田原線(新宿-本厚木間)・多摩線
京王電鉄京王線・相模原線
番外編として、西武鉄道新宿線・京王電鉄井の頭線

d0044222_201683.jpg
2012.8.13 東京急行電鉄本線都立大学駅
なお、明日は通常の更新になります。シリーズは概ね週末にアップの予定です。ご了承ください。
[PR]
by borituba | 2012-12-13 20:05 | てつどう | Comments(1)