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今日は都電荒川線を撮りに行きました。
先週末、都電荒川線に新型車両がデビューしました。8500形以来17年ぶりの完全な新車である9000形です。
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2007.5.31 東京都交通局荒川電車営業所(敷地外から撮影)
動態保存車両だった6000形が、京福電鉄の度重なる事故の影響で旅客営業が不可能になり、2001年に廃車になってしまったために、イベントや貸切にも使える楽しい電車を造ることになり、レトロ調のフォルムの電車を製作することになりました。
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2007.5.31 都電荒川線荒川車庫前電停
外観はクリーム色と明るい臙脂のツートン、金茶で飾り線が描かれています。妻面上の左右には交通局の旧マークが描かれています。ライトは正面に一灯(実は運転台両端上部にHIDライトが一対取り付けられています)です。窓は戸袋窓が古風な丸窓になっています。
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2007.5.31 都電荒川線荒川車庫前電停
今日は幸運にも行きに9000形に乗ることができました。内装は全て木目調で統一されており、床も木目模様になっています。また、ダブルルーフをうまく利用した間接照明と、遮光率の高い窓ガラスの採用で車内はほの暗くなっており、混雑時でもとても落ち着いた雰囲気になっています。
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2007.5.31 東京都交通局荒川電車営業所(敷地外から撮影)
9000形の製造はアルナ車両。前身のアルナ工機、そのまた前身のナニワ工機の時代から阪急の車両を造り続けてきた会社です。阪急は木目調の内装を「伝統」として今日まで守り続けており、この度の9000形はまさに「お手のもの」と言えましょう。
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2007.5.31 都電荒川線9000形車内
9000形のデビューを祝って、先輩の7000形の2両が花電車を模したラッピングをまとっています。ちょうど9000形と並びました。
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2007.5.31 都電荒川線荒川車庫前電停
by borituba | 2007-05-31 21:27 | てつどう | Comments(4)

今日のギャラリーは京急が主役ではありません。
品川を出てから、それまでJRとはやや距離をとっていた京急は、鶴見を出ると、横浜まではほぼJRと並走します。花月園前-生麦間は完全に同じ線形となり、東海道・横須賀線と快特がデッドヒートを繰り広げます。
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2007.2.26 京浜急行電鉄本線生麦駅
44年前、ここで悲惨な事故が起こったことを憶えていらっしゃる方も多いでしょう。一昨年の尼崎事故を上回る161名の死者を出し、鉄道事故の歴史に残る「鶴見事故」の現場がこのあたりなのです。
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2007.2.8 京浜急行電鉄本線生麦駅
昭和38(1963)年11月9日午後9時40分ごろ、東海道本線(京浜東北線)鶴見-新子安間で、貨物線(現在は横須賀線・湘南新宿ラインが走っている)走行中の下り貨物列車の後部3両目の貨車が突然脱線。架線柱に衝突し、隣の東海道本線上り線をふさぐ形で倒れ、そこへ東海道本線を走ってきた横須賀線の上り・下り列車(それぞれ12両編成)がほぼ同時に進入、
上りは時速90km前後という高速で衝突。先頭車が下り線側に弾き出され、すでに停車していた下り列車の4両目の側面を串刺しにした後、後続車両に押されて横向きになりながら5両目までの車体を削り取り、そのまま乗り上げてやっと停止。下り列車の4・5両目はほとんど原形を留めないほど大破。上り列車の先頭車も大破しました。
このときすでに生麦に住んでいた叔母から、様子を聞いたことがあります。
「ものすごい轟音がして、その後叫び声も聞こえた。程なく救急車やトラックがたくさん来て、あたりは騒然とした。生麦駅脇の踏切がけが人や遺体の運び出しに使われて、鶴見のほうへ遺体が運ばれていった。」
遺体の安置所は鶴見の総持寺で、ここも大騒ぎになったそうです。
この事故がきっかけとなって「競合脱線」という現象がクローズアップされて、実験や改良の結果、そのメカニズムが解明されました。また、競合脱線を起こしやすい2軸貨車から4軸貨車へのシフトが始まり、現在、一般の貨車から2軸貨車はほぼ姿を消しています。
大惨事の現場を、何事もなかったかのように貨物列車がやってきます。貨車が脱線した貨物線は今では貨物列車は走っていません。
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2007.2.26 京浜急行電鉄本線生麦駅
by borituba | 2007-05-30 14:52 | てつどう | Comments(0)

私が物心ついて、初めておぼえた「でんしゃ」は、実は京急ではなく京成でした。
父が千住にある工場に勤めており、時々連れて行ってくれました。クルマのことが多かったですが、たまに電車のことがあり、コンクリートがむき出しの暗い駅から「けいせいでんしゃ」に乗りました。千住大橋駅です。
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2007.4.24 京成電鉄京成線千住大橋駅
当時は特急は有料の成田ゆき「開運号」のことで、一般車は普通と急行の2本立てだったと記憶しています。日暮里を出た京成は、千住大橋までは高架が多く、下町の風景が続く中を走り抜けていきます。
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2007.4.24 京成電鉄京成線千住大橋駅
千住大橋駅はのちに特急が一般車になると、急行停車駅になりますが、そのころは普通のみの停車で急行は通過していきました。当時の京成の普通車は、青緑とグレーのツートン、いわゆる「青電」でした。まだ床が板張りの電車もあり、油のにおいがする電車にゆられて帰ったのを憶えています。
その頃の最新型車両は、肌色と朱色のツートンに銀色の帯を巻いた電車で「赤電」と呼ばれていました。今でこそ「昭和の電車」などと言って旧型車を追いかけ回してますが、子供はやはり新型車が好きなんですね。轟音とともに赤電急行が通過するのをみるたびに「あっちに乗りたいな」と思ったものでした。
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2006.6.27 京成電鉄京成線お花茶屋
その赤電もあれから幾星霜、3200形は先日の復活塗装「開運号」を花道に1編成を残して引退。3300形を残すのみとなりました。
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2007.2.5 京成電鉄京成線千住大橋駅
by borituba | 2007-05-29 23:21 | てつどう | Comments(0)

京急の駅の中で、私が一番なじみ深く、また懐かしい駅でもあるのが生麦駅です。
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2007.2.26 京浜急行電鉄本線生麦駅
生麦に叔母が住んでいたので、小学生の頃までは、よく母や祖母と一緒に行ったものでした。品川からは快特で川崎まで。当時はまだ600形が健在でしたが、主力としては1000形全盛時代と言って良く、都営線連絡特急に、関東最速を誇った快特にと縦横無尽の活躍でした。
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2006.9.21 京浜急行電鉄本線杉田-京急富岡間
このころ、高度経済成長の代償として公害の問題が深刻になり始めていました。京急は京浜工業地帯のすぐ脇を走り抜けており、電車が多摩川を渡ったとたん、空気の匂いが明らかに違ったのを今でも憶えています。そう、タイヤが焼けるような匂いでした。また、先頭車で見ていると、晴れた日でも行く手が白くかすんでいたのも憶えています。
快特で川崎に着くと、反対側には浦賀ゆき普通が停まっていました。大概は700形で、開く窓が少なかったせいか、夏休みの頃は妙に暑かった思い出があります。煤煙のせいかこのころの京急の電車は塗装がくすんでいることが多く、今より赤黒い感じがしました。今の京急の鮮やかな赤を見ると、少なくともあの頃より空気はきれいになったんだなと実感します。
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2005.7.21 京浜急行電鉄大師線産業道路-小島新田間
by borituba | 2007-05-28 21:30 | てつどう | Comments(2)

京急の路線の中で、最も環境が変わったのが空港線でしょう。
空港線、大師線とも原則本線からの直通がなく、3~4両の電車が行ったり来たりしていました。また、どちらも旧型車の「終の棲家」になっていました。
私はかつて初詣で穴守稲荷を訪れた折にたった一度だけ名車230形に乗ったことがあります。子供心には当時引退間近だった230形は、本線を疾走する1000形や初代600形と同じ会社の電車とは思えず、別世界へ連れて行かれるような不思議な感じがしたのを憶えています。
その後、湘南顔の400形が空港線で最後の活躍を終え、京急から吊り掛け車両が消滅しました。400形に代わって空港線の顔になったのが「普通車一代」の800形でした。
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2007.5.8 京浜急行電鉄本線仲木戸駅
800形はデビュー当時は3両固定編成でした。普通のみ停車の駅の中にはホームが短い駅があったためでしたが、これが当時の空港線の輸送密度に合ったのか、長らく空港線をトコトコと3両で走る姿が続きました。
その後空港線が空港に乗り入れて環境が激変し、それに伴って3両固定編成では対応できなくなり、800形はすべて6連化されました。最初の10編成は2編成づつまとめられて6連5編成となり、残り17編成はすべて中間車を新製して組み込んだため、編成数は5つ減って22編成になっています。
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2007.5.8 京浜急行電鉄本線仲木戸駅
by borituba | 2007-05-27 21:38 | てつどう | Comments(0)

今日は西武を撮ってきました。グッドウィルドーム(元・西武球場)は今日はデイゲーム。先日のバラ展のときと同様、小手指ゆきは西武球場前ゆきになります。
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2007.5.26 西武鉄道池袋線東長崎-江古田間
今週からプロ野球は交流戦。今週末は西武-中日戦です。西武ではこの時期、臨時のレッドアローを運転します。名付けて「スタジアム・エクスプレス」。先週の「バラ展特急」は味も素っ気のない「臨時」幕で閉口でしたが、今回はヘッドマークつきになりました。幕のガラスにステッカータイプのマークを付けています。
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2007.5.26 西武鉄道池袋線東長崎-江古田間
by borituba | 2007-05-26 22:16 | てつどう | Comments(2)

電車の車内放送は、近年では自動放送になってきています。
どの電車に乗っても、同じ声で同じ口調の放送が流れるのは、確かに確実なのかもしれませんが、何となく味気ない気もしますね。実は京急は自動放送を採用せず、車内放送は車掌の肉声です。
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2007.4.12 京浜急行電鉄本線青物横丁駅
かつては、車内放送には各社で独特の口調とイントネーションがあり、ファンの楽しみの一つでした。
桂文珍師匠の落語を聴いていたら、師匠が「京阪電車の車掌の声は妙に色っぽい。」と言ったのに爆笑してしまいました。確かに京阪の車内放送は不思議なイントネーションでした。
「つぎはぁ~ん、てんまばしぃ~ん、でぇす。」といった具合に語尾に「ん」がはいることが多く、それがスピーカの音と相俟って不思議な色気が出たのです。
さて、京急はどうだったのでしょう。京急は車内放送に独特の「間」がありました。例えば
「つぎはすうぃんー(新)、ばんばー。すうぃんー、ばんばーですっ。」
「つぎのてぇいしゃえきぃは…かなーざわー、ぶんこー。かなーざわー、ぶんこーですっ。」
まず「」に独特の「間」があり、太文字のところに強いアクセントがあり、最後の「です」は「ですっ」と言い切るようになります。これが東急車輛特有の(?)ややハイ上がりなスピーカを通すと、実に不思議な声に聞こえました。
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2007.5.2 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
各社の車内放送の特徴はあたかも伝統芸のように受け継がれてきましたが、自動放送の普及で失われつつあります。京急は肉声の車内放送を維持しているだけに、末永く伝えてほしいものです。
by borituba | 2007-05-25 21:16 | てつどう | Comments(3)

八ツ山に来たのは京成3700形、トップ編成です。
この編成は行先・種別表示がLED化されています。行先はオレンジ、種別はグリーンの単色になっています。京成も京急も種別を色で分けており、京急はN1000形からフルカラーLEDを採用していますが、京成は単色なので、誤乗が増えはしないか心配になります。
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2007.5.22 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
by borituba | 2007-05-24 21:21 | てつどう | Comments(0)

八ツ山の1000形祭り続編です。
京急を撮りに行くと、大概どこかで一度は出会うのがこの1357編成です。まずは上ってきたところを一枚。
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2007.5.22 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
この位置で上りを撮ると、陽の向きから言って逆光なんですが、このようにキレイに撮れます。これは、白い防音壁がレフ板の役目をしているので、先頭から2両くらいはくっきりして、床下機器にも光が回るのです。
1357編成が折り返してきましたが、タイミングが悪くカブられてしまい、ズームを解いて広角で引きつけて撮ります。ディテールがしっかり写るだけでなく、迫力満点に仕上がりました。
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2007.5.22 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
by borituba | 2007-05-23 22:56 | てつどう | Comments(2)

今日の撮って出し、八ツ山での1000形の晴れ姿、快特&特急です。
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2007.5.22 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
今年の京急の計画では、N1000形が24両増備される予定になっています。そうなると1000形8連が置き換え対象となる可能性が高く、来年の今頃、ここで撮れるかどうか、本当に予断を許さなくなってきました。チャンスをのがさず撮っておきたいですね。
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2007.5.22 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
by borituba | 2007-05-22 21:46 | てつどう | Comments(0)