御茶ノ水暮色-初夏2

御茶ノ水橋までやってきました。ここは昨秋あたりから折に触れいろいろな角度と時間に撮っていますが、やはり被写体として一番魅力的なのは夕景でしょう。今まで通りすがりに撮ったことはありましたが、日没という絶妙の時間帯でみっちり撮ったのはこれが実は初めてでした。
この日は風もなく、神田川の水面は鏡のようになっています。聖橋の端正なアーチがきれいに映っています。その向こうには銀座に向かう丸の内線02系、駅ではちょうど神田に向けて201系が走っていきます。御茶ノ水の「役者」が3つ揃い、それに夕陽が華を添えます。
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2006.5.21 中央本線御茶ノ水駅
橋の上流側で夕陽に輝を撮っていると、中央線の電車が面白い角度で撮れるのに気づきました。逆光を突いて撮ってみると、ライトと夕陽の兼ね合いが非常によく、いい感じに撮れました。ただ、ちょっと暗すぎたので、もう少し光量の多いときに再挑戦したいですね。
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2006.5.21 中央本線御茶ノ水-水道橋間
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2006.5.21 中央本線御茶ノ水-水道橋間
by borituba | 2006-05-28 22:08 | てつどう | Comments(1)

御茶ノ水暮色-初夏

日がめっきり伸びて、御茶ノ水界隈も6時でこの明るさです。秋葉原のランドマーク松住町の架道橋にも夕日が映えています。
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2006.5.21
無機質なビル群が一瞬の輝きを見せるのが夕景ではないでしょうか。昌平橋から御茶ノ水へ抜ける坂の途中、ビルの壁が紅く染まり、そして信号は…赤。
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2006.5.21
聖橋をくぐるちょっと前、工事中の高層ビルの向こうに夕陽が姿を現しました。手前は湯島聖堂の森が黒々と影を作っています。点いたばかりの街路灯だけが浮かび上がっていました。
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2006.5.21
日没の直前、西の空は一瞬オレンジ色一色になります。雲一つない空にゆっくりと沈んでいきました。
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2006.5.21
思わず口ずさんでいたのは吉田拓郎の「落陽」。

土産に貰ったサイコロふたつ
手の中で振ればまたふりだしに
戻る旅に陽が沈んでゆく…
by borituba | 2006-05-27 09:58 | ふうけい | Comments(0)

梅雨近し…4

千葉からは総武線快速と緩行を乗り継いで、秋葉原へやってきました。
昭和7年に総武線が両国-御茶ノ水間を延伸して、高架区間になりました。浅草橋から御茶ノ水にかけての高架は、日本初の本格的な高架区間として、工業遺産としても貴重なものになっています。高い高架をアーチ状のコンクリートの橋脚で支えた様子は、高層建築がなかった頃はさぞかし壮観であったことでしょう。
秋葉原駅は、当時の東京では画期的な2階建ての駅となりました。戦災でも上野駅舎などと共に破壊を免れ、現在に至っています。
昨年、つくばエキスプレス(TX)の開業に合わせ、駅は大規模に改装されました。それまで行き止まりだった電気街口が山手線の外側まで伸ばされて、改札が新設されてTXの入り口とつながりました。また、山手線のホームを経由しないと行けなかった総武線ホームに直接行けるようになりました。
それにより、総武線ホームの直下にコンコースが新設されました。いままでデッドスペースだったところを有効活用したわけですが、そこに姿を現したのがこの鉄骨です。
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2006.5.21
モダンなコンコースにいささか不似合いな無骨さですが、昭和7年から70年以上駅を支えてきた重みをたたえて静かに聳えていました。その脇を今日もたくさんの人々が通り過ぎていきます。
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2006.5.21
by borituba | 2006-05-25 21:33 | ふうけい | Comments(2)

すばらしく撮影運が良かったので2本立てです。
今日は品川と千葉で用事があり、千葉で時間が取れたので、日曜に一枚だけとっていい結果だった(京成)千葉で撮りました。そうしたら、来るは来るは、3300系、3200系とまさに「旧赤電祭り」状態で狂喜乱舞です。逆に3500系未更新車はゼロでしたが…
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2006.5.24 京成電鉄千葉線千葉駅
そんな中に3200系最後の片開き扉車である3295編成がやってきました。
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2006.5.24 京成電鉄千葉線千葉駅
この編成がちはら台から戻ってくるまで待ちまして、貴重な車両に今度は「乗り鉄」。けっこう高速安定性がイイのにびっくりしました。80km/hでも車体は全くビビりませんでした。流石は元「開運号」用車両です。津田沼に着いてから撮りまくったのはいうまでもありません。
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2006.5.24 京成電鉄京成線京成津田沼駅
津田沼でも赤電祭りは終わりません。先日、弊ブログとリンクさせていただいていますレッドライン様より「旧赤電も特急運用がありますよ」とのご教示を受けたばかりでしたが、なんとさっそく赤電特急と遭遇!しかも3200系です。列車番号は確かにA33。急行灯も誇らしげな「晴れ姿」であります。後にはさっきまで乗っていた3295編成。今日の僥倖を象徴するような一枚です。
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2006.5.24 京成電鉄京成線京成津田沼駅
by borituba | 2006-05-24 23:18 | てつどう | Comments(2)

梅雨近し…3

蒲田でエアポート快特に乗り換えました。今まで体験したことがない「都営線内快速運転」を味わってみたかったのです。来たのは初代「スカイライナー」AE車の足回りを受け継いだ京成3400系です。
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3006.3.28 京浜急行電鉄本線新馬場駅
都営線に入ったエアポート快特は、泉岳寺、三田、大門、新橋、日本橋、東日本橋、浅草、押上に停車します。銀座の最寄り駅である東銀座、下町観光で人気の人形町に停まらないことで、あくまで空港アクセスのための快速であることがわかります。また、都営線とのアクセスが重視されているところも特徴的で、三田線、新宿線、大江戸線の乗換駅は停車(地下連絡がない蔵前は通過)であるのに対し、途中まで山手線を挟んで併走している銀座線はともかく(新橋、浅草は停車)、日比谷線とは2駅も連絡しているのに(東銀座、人形町)全く無視する形で通過と、このあたりが「都営線だなあ」というところでしょうか。また、待避駅がないので、スピード感はイマイチで、ひところの東急東横線急行のような「停まらないだけ速い」のような印象です。
エアポート快特は押上から地上に出て、青砥を目指します。快速は青砥まで通過、路線近代化が完成してここまでは快調に飛ばしていきます。
青砥からは高砂、八幡、東中山、船橋、船橋競馬場と停まりながら津田沼まで行きます。京成は直線的なJR総武線に比べカーブが多く、なかなかスピードが上がらないので、京急の快特を体験した後ではいささかもどかしいところではあります。
津田沼で千葉線の普通に乗り換え、以前「昭和の電車グラフィティ」取材で訪れた検見川を再訪しました。
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2006.5.21 京成電鉄千葉線検見川駅
ここでは3500系未更新車と「元赤電」3300系が狙いです。わりと効率よく撮れました。
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2006.5.21 京成電鉄千葉線検見川駅
ここを切り上げて、千葉へ向かいます。来たのは3300系。以前は「国鉄千葉駅前」という珍妙な駅名を名乗っていた千葉駅で、乗ってきた電車の後追いを撮りました。ピントを決めればけっこういいポイントです。これからは千葉から入るのも手かな…
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2006.5.21 京成電鉄千葉線千葉駅
五月晴れの撮影シリーズ、また明日に続きます。
by borituba | 2006-05-24 08:31 | てつどう | Comments(5)

梅雨近し…2

小島新田での撮影を終え、京急川崎に戻ってきました。
ここで上りの快特を待つ間に、下りを撮ります。川崎駅は、かつては都営線からの急行が折り返していたので、品川方に引揚線があります。現在は横浜方からの普通の折り返しのほか、羽田空港からの特急・快特を品川から来た快特に併結するための待避線として使われています。
空港からの特急が引揚線で待っているところへ、8連SH快特が颯爽と滑り込んできます。
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2006.5.21 京浜急行電鉄本線京急川崎駅
SH快特が停車すると同時に、引揚線で待っていたN1000形特急(空港-川崎間は特急)がそろそろと近寄ってきて、すばやく連結。ここで両方ともドアを開けて客扱いを行ないます。ここから12連となって金沢文庫まで行き、ふたたび分割、前8両は三崎口へ、後4両は普通となって新逗子まで行きます。600、N1000、1500、2000の4連車はこのような運用を繰り返したり、間合いに全線で普通をこなしているのです。
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2006.5.21 京浜急行電鉄本線京急川崎駅
これを撮った直後に来た快特で蒲田へ。蒲田からは京成3400系エアポート快特で一気に千葉へ飛びました。この続きはまた明日…
by borituba | 2006-05-23 15:01 | てつどう | Comments(0)

梅雨近し…1

梅雨の走りか、連休以来晴れの日がほとんど無く、撮影には苦労の連続。やっと晴れた昨日、これを逃す手は無い!というわけで、1都2県を股にかけて撮ってきました。
昨日は21日でお大師さまのお縁日。日曜日は静かな京急大師線も賑わっていました。
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2006.5.21 京浜急行電鉄大師線京急川崎駅
しかしそれも川崎大師まで。ここ小島新田は電車の出入りと、臨港鉄道の「ぽっ」という汽笛がときどき響くほかは静かな日曜です。
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2006.5.21 京浜急行電鉄大師線産業道路-小島新田間
昨日ご紹介した巨大な送電線の下を古豪1000形が川崎に向けて出発していきます。白黒で撮ってみました。
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2006.5.21 京浜急行電鉄大師線産業道路-小島新田間
小島新田駅は、かつては複線で、さらに先の塩浜というところまで伸びており、そこで川崎市電と連絡していましたが、市電廃止を機にこちらも廃止され、小島新田も単線のホーム一面になっています。小島新田に着いた電車は、運転士と車掌が前後を交代して(点検をかねて車内を通ります)、3分ほどであわただしく折り返していきます。
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2006.5.21 京浜急行電鉄大師線小島新田駅
by borituba | 2006-05-22 22:04 | てつどう | Comments(0)

連休以来久しぶりの五月晴れの今日は川崎-千葉-秋葉原-御茶ノ水と回ってきました。鉄道の画像も数多く撮りましたが、鉄以外の画も撮ってみました。とはいえ微妙に「鉄」っぽいですが…
まずは川崎。巨大な送電線が鉄道と同居しているのは、かつてはどこでも見られましたが、関東ではほとんど絶滅状態で、ほぼ全線に渡って送電線が健在なのは京急大師線くらいになりました。小島新田付近の送電線をほぼ真下からセピアで撮ってみました。
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2006.5.21
ぐるっと回って秋葉原へもどってきました。昨年のTX開通に合わせた秋葉原駅の大改装で、総武緩行線直下にコンコースができました。それによって昭和7年の総武本線御茶ノ水-両国間開通時に高架駅になったときに組まれた鉄骨が姿を現しました。鮮やかな緑色に塗られていますが、白黒で重量感を狙ってみました。
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2006.5.21
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2006.5.21
御茶の水へ向けて歩きます。外堀通りが聖橋の下をくぐるところ。逆光を逆手に取ってこんなのを撮ってみました。
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2006.5.21
お茶の水橋の上から、いつもは聖橋方向を撮っていますが、今日はあまりに夕陽がきれいだったので、同じく逆光を逆手に取って鮮やかな夕焼けを狙ってみました。こればっかりはカラーでいきます。
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2006.5.21
by borituba | 2006-05-21 23:43 | なんちゃってアート | Comments(0)

京成の電車たち

京成の電車は、ほとんどが京急に入線可能なので、品川駅か八ツ山か新馬場で1時間も張っていれば大概撮れます。
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2006.4.21 京浜急行電鉄本線品川駅
赤い電車に混じってエアポート快特として京急を爆走する銀色の電車たちは、羽田と成田を結ぶ足として活躍しています。
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2006.5.8 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
しかし、ここには来られない唯一の主力車両がこの3600系です。3500系は更新されて先頭車が電動台車になり、京急に入れるようになりましたが(未更新車は京急入線不可)、3600系はデビュー以来更新を受けておらず、先頭車は電動台車でないため(国鉄式に言えば「クハ」)、京急には入線できません。そんなこともあっていままで一度も撮っていませんでしたが、日暮里で415系狙いで常磐線ホームにいた時、京成のホーム上野方の端がポッカリ空いており、いい角度で撮れることを発見。入ってきた3600系特急をゲットしました。
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2006.5.8 京成電鉄本線日暮里駅
この度、北総鉄道のリース契約更新に伴い、7250系の車両が交換されました。今まで走っていた7251編成は3200系でしたが、今回交換された7261編成は元3300系で、4連×2の編成になっており、中間に運転台を挟んでいます。7251編成は京成に返却されたそうですが、どうなったのでしょうか?
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2006.5.1 京浜急行電鉄本線品川-北品川間
by borituba | 2006-05-20 23:07 | てつどう | Comments(6)

鎌倉の大仏さま2

鎌倉の大仏さまは、阿弥陀如来です。「大仏さま」ということで、みんな同じようなイメージがありますが、奈良の大仏さまは毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ・盧遮那仏ともいう)といって、大乗仏教の全ての仏を含んだ法身仏といい、奈良時代における官立総合仏教研究所であった東大寺の象徴として建立されたものです。
一方鎌倉の方は平安期から盛んになった浄土信仰を反映して、阿弥陀如来になったと思われますが、昨日ご紹介したとおり、造像の経緯などは謎が多く、はっきりしたことはわかっていません。
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2006.5.12
この大仏さまが阿弥陀如来という根拠は、手印が阿弥陀如来を象徴する両手を正面で合わせた印になっていることと、胎内の銘に阿弥陀如来とあることです。
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2006.5.12
鎌倉の大仏さまは、国宝仏では唯一、常時胎内を拝観できます。背中には窓がありますが、これは明り取りで、眺めを見るものではありません。誰です?ロケットでも出そうだなんて言ってるのは…
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2006.5.12
肩越しに撮ってみると、大仏さまの巨大感が一層増します。まさにそそり立つ、という感じですね。
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2006.5.12
by borituba | 2006-05-18 14:17 | ふうけい | Comments(4)