京都の「休憩処」

京都は実は有数の「喫茶店の街」。京都の街を歩いていると、本当に喫茶店が目に付きます。東京と違うところはスターバックスとかドトールといったチェーン店が少なく、個性的な店が各通りに点在して、それぞれコミュニティの拠点だったり、アートの発信地だったりしています。
京都になぜ喫茶店文化が根付いたか。それは京都の水環境が影響しています。京都の水道は琵琶湖水系からとられていますが、ご存知の通り琵琶湖の水は非常に不味い。それまで豊かな地下水脈を享受しておいしい水を飲んできた京都人にとっては耐えられない。そこで味や香をつける必要に迫られました。それでコーヒーが取り入れられました(子供向けには水あめをとかしてショウガの香りをつけた「ひやしあめ」「あめゆ」があります)。
そんなこともあって、京都(同じような理由で大阪も)のコーヒーは関東のコーヒーより濃いのが特徴です。また、一日に飲む回数が多い傾向があるようです。
そんなコーヒー文化に京都人の気質がマッチして、独自の喫茶店文化が創られたのです。そんな喫茶店文化の草分けといえるのが堺町三条にある「イノダコーヒ」です。「コーヒー」でなく「コーヒ」というところが関西的です。ここは喫茶店としてだけでなく、京都の「町衆」、とりわけ「旦那衆」の「異業種コミュニケーション」の場となっていて、午前中には品のいいおじさまや女将さんが円卓をかこんでよもやま話に花を咲かせています。店員の教育も行き届いてマナーが良く、BGMを流さないので落ち着いて一休みできます。私も京都に行ったとき、朝はかならずここのコーヒからスタートします。ちなみに「イノダコーヒ」ではコーヒを頼むと砂糖・ミルク入りで出てきます。知っている人は「ブラックで」「砂糖抜きで」などと言って頼んでいます。そうなると「通」の仲間入りができるわけですね。
d0044222_1104285.jpg
2005.8.29 京都市中京区堺町三条下ル
by borituba | 2005-11-30 11:42 | ふうけい | Comments(0)

今日からはこれ。

京急700形の終焉から一夜明けました。続いては長らく東海道の顔として活躍してきた113系がいよいよ終焉カウントダウンに入ります。
d0044222_20454216.jpg
2005.7.3 東海道本線新橋-品川間(山手線田町駅)
今日は藤沢と新子安で113系狙いで撮ってみました。東海道線は多摩川を渡ると、東から西へと向かいます。そのせいで上り線は逆光になります。お昼頃の藤沢では南中する陽が真横から当たります。
d0044222_20542234.jpg
2005.11.29 東海道本線藤沢駅
一方こちらは新子安。ここではもう上り側は完全に逆光で、上りの後追いか下りしか狙えません。快速「アクティー」が上ってきました。長い直線で後追いでもきれいに決まります。
d0044222_2058228.jpg
2005.11.29 東海道本線川崎-横浜間(京浜東北線新子安駅)
by borituba | 2005-11-29 20:59 | てつどう | Comments(0)

とうとう最後の日になりました…
大師線以外で700形を思う存分撮る機会に恵まれたのが9月。新町検車区を見に行ったとき、構内を横切る踏切のすぐそばで735編成が待機していました。
d0044222_12235156.jpg
2005.9.15 京浜急行電鉄新町検車区
デジカメ鉄道写真を始めてから、蒲田や八ツ山で集めてきた「京急の顔」シリーズ。700形は本線にこないので「顔」が撮れないでいましたが、ついにここで撮ることができました。こうしてみると、愛嬌を感じるイイ顔をしていますね。
d0044222_12291584.jpg
2005.9.15 京浜急行電鉄新町検車区
新町検車区は一仕事終えた編成やこれから仕事にかかる編成がひっきりなしに出入りしています。なかでも目に付くのは事業用車デト君です。顔は700形に似ていますが種車は1000形。ここでしか見られない700形との並びです。
d0044222_12331754.jpg
2005.9.15 京浜急行電鉄新町検車区
735編成の前照灯に灯が入り、川崎へ出発していきます。当たり前のこの光景も今日が最後になったことです。
d0044222_12355720.jpg
2005.9.15 京浜急行電鉄新町検車区
夕日を浴びて700形が鈴木町を出発するところです。今日もこのようにいつもと変わらぬ力走をしていることでしょう。しかし、明日はもうここにはいないのです。寂しいことですが、これも時の流れというものでしょう。本当におつかれさまでした。さようなら、わが分身たち。
d0044222_12395435.jpg
2005.4.7 京浜急行電鉄大師線鈴木町駅
by borituba | 2005-11-28 12:40 | てつどう | Comments(0)

産業道路駅近くの踏切から狙った735編成です。産業道路の大きな踏切を渡るとすぐ大きくカーブしてくるので、カーブ撮りには最適。4連のカーブ撮りは尻切れトンボになりやすいので難しいのですが、ここでは曲率が大きいのでうまく決まります。ただ、両側に建物が迫っているので光線がちょっと難しいですね。
d0044222_0244917.jpg
2005.7.21 京浜急行電鉄大師線産業道路-小島新田間
以前「撮って出し」でご紹介しましたが、川崎大師駅で狙い通りにドンピシャで決まった700形同士の並びです。行きにここですれ違ったので、初詣の時だけ使用する構内踏切に狙いをつけて慎重に決めました。今回の惜別撮影も含めて大師線撮影のベストショットと自負する次第です。
d0044222_035205.jpg
2005.7.21 京浜急行電鉄大師線川崎大師駅
by borituba | 2005-11-27 23:22 | てつどう | Comments(0)

本格的に大師線を訪れたのは7月。梅雨明け10日の焼け付くような炎天下。ペットボトルのお茶を何本も買って水分を補給しながら、また間合いには日陰を見つけては休みながらの撮影でした。小島新田駅近く、単線になるポイント付近です。夏の高い日差しに京急レッドがギラリと艶やかに光ります。
d0044222_2238665.jpg
2005.7.21 京浜急行電鉄大師線産業道路-小島新田間

なにしろこの日は日差しが強く、駅間を歩くのは非常に辛かった覚えがあります。川崎大師駅で700形同士の並びを撮ったあと、1000形との並びを狙いましたが、電車のスペックの違いからタイミングが合わず、遅れて入ってきた700形だけが撮れました。
d0044222_2249528.jpg
2005.7.21 京浜急行電鉄大師線川崎大師駅
by borituba | 2005-11-26 00:35 | てつどう | Comments(1)

22日の撮影で納得がいかなかった場所でのリベンジと、本当の「最後の挨拶」をかねて、今日も大師線に行ってきました。まずは川崎駅。出発する739編成の後追いを「カーブ撮り」で。
d0044222_22582567.jpg
2005.11.25 京浜急行電鉄大師線京急川崎駅
続いて鈴木町。川崎駅で見送った739編成が戻って来るのを待って撮ります。
d0044222_2312736.jpg
2005.11.25 京浜急行電鉄大師線鈴木町駅
小島新田に来ました。いよいよあと4日とあって、各駅だけでなく、沿線の撮影ポイントには誰かしら「ご同業者」がカメラを構えています。
d0044222_2351889.jpg
2005.11.25 京浜急行電鉄大師線産業道路-小島新田間
東門前駅は鈴木町、産業道路と並んで都内では数少なくなった構内踏切が残る駅。踏切から739編成が入って来るのを狙いました。今日の日中、700形はこの1編成だけだったので、これに乗らないと撮影の効率が悪くなります。踏切が上がると同時に飛び乗りました。
d0044222_2313848.jpg
2005.11.25 京浜急行電鉄大師線東門前駅
港町のポイントに寄ってから川崎駅に戻ってきました。一休みしてから739編成が入って来るのを押さえて、700形と惜別です…
d0044222_23183485.jpg
2005.11.25 京浜急行電鉄大師線京急川崎駅
by borituba | 2005-11-25 23:19 | てつどう | Comments(0)

700形を初めて撮ったのは4月。富岡付近の桜を撮った帰りに、鈴木町で夕日に輝く700形を撮ったのが最初でした。そのときはそれから半年余りで終焉を迎えるとはつゆ知らず、夕日と赤い電車の不思議な相性のよさに感激したものです。鈴木町は構内踏切が残る駅。735編成が入ってきました。
d0044222_13131847.jpg
2005.4.7 京浜急行電鉄大師線鈴木町駅

大師線で最後まで残ったのは、735編成、今回ヘッドマークがつけられた739編成、そしてこの741編成の3編成でした。車齢35年を超えているとは思えない静かな車内とスムーズな加速。「京急に失敗作なし」というのを今さらながらに実感したものでした。
d0044222_13265268.jpg
2005.4.7 京浜急行電鉄大師線鈴木町駅
by borituba | 2005-11-24 13:27 | てつどう | Comments(0)

11月28日を最後に、京急700形が引退することになりました。このブログを前からご覧いただいている方はご存知の通り、700形は私のいわば「分身」。1967年デビューですから、38年の生涯を間もなく終えようとしています。今日から終焉の28日まで、今まで撮りためた700形の画像をアップしていきます。まずは昨日の撮って出しから。
最後に残った3編成のうち、739編成には28日まで「さよなら700形」ヘッドマークが取り付けられています。長年お世話になった川崎大師にちなんで、だるまさんの模様が地になっています。
d0044222_20572722.jpg
2005.11.22 京浜急行電鉄大師線京急川崎駅

昨日は今夏撮ったポイントを中心に小島新田から遡って撮っていきました。名車揃いの京急とあって、平日の日中ながら沿線には最後の姿を収めようとカメラを構えるファンが大勢います。大師線の有名ポイントである港町のカーブ付近はまさに「カメラの放列」状態になっています。
d0044222_20564610.jpg
2005.11.22 京浜急行電鉄大師線京急川崎-港町間
by borituba | 2005-11-23 21:07 | てつどう | Comments(0)

天はニ物を…?

先日、私の贔屓のオーケストラ、新日本フィルハーモニー交響楽団の「サポーターズパーティー」が開かれました。日頃名演奏を聴かせていただいている楽団員のみなさんや指揮者と身近にお話ができる貴重な機会で、毎回盛会になります。
現在の新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督はクリスティアン・アルミンク氏。2003年9月に弱冠31歳で音楽監督に就任。3シーズン目を迎えてさらに3シーズンの契約延長が決定。すっかり「錦糸町の顔(?)」になりました。就任当時は「イケメン指揮者登場」と騒がれましたが、アルミンク氏はタダのイケメンではありません。どんな曲をやってもどこかに必ず自分の工夫や研究の成果が取り入れられ、聴く者に新鮮な驚きを与えてくれます。また、生粋のウィーンっ子らしく、品のよいシャープな音楽が身上ですが、意外に情熱的な面もあり、こちらの予想を大胆に裏切ってくれることもしばしばです。
今回はパーティーがあるということで、奥様と共に来日。奥様も大変に御綺麗な方ですが、それもそのはず、女優さんだとのこと。ご両人ともまさに「天がニ物を与えた」カップルです。
d0044222_226088.jpg
2005.11.19 新日本フィルハーモニー交響楽団サポーターズパーティーにて
by borituba | 2005-11-21 22:06 | おんがく | Comments(0)

どこかで見た…2

京都紫野、今宮神社の南門です。古格を誇る神社には鳥居のほかに大門があることが多く、ここにも立派な朱塗りの門が立てられています。
実は私がここを初めて訪れた二十数年前、この門は朱塗りが褪せて、古色蒼然とした門でした。近年になって全面的に塗りなおされて、美しい姿になったのです。
ここも時代劇によく使われます。「必殺」では中村主水たち仕事人たちがたむろしての情報交換や仕事の相談に、門の裏側がよく出てきました。「暴れん坊将軍」では密偵たちの報告を聞いたり、唯一新さんの正体を知るめ組の頭との会話によく登場。
今宮神社の境内は縁日のシーンでよく使われます。夜店出しに悪党が因縁をつけて乱暴を働こうとしたところに(例えば)金さんがギュッと腕を捻り上げて「野暮はいけませんや」などといって撃退、「おぼえてやがれぇ!」みたいなシーン、見覚えありませんか?
d0044222_20203455.jpg
2005.8.28 京都市内(北区紫野)
by borituba | 2005-11-15 20:23 | ふうけい | Comments(1)