2009年 04月 03日
3月の鉄活動から:東北・上越新幹線(その2)
この2年後にデビューした東海道・山陽の700系はそれまでの新幹線像を大きく変える「カモノハシ」顔になりましたが、E2系は従来の「弾丸形」との過渡期の車両となったため、車体は四角い「積み木型」ですが、前面のいわゆる「ノーズ」は短く、700系列よりはシャープな顔になっています。
この時期の新幹線車両の特徴は、併結用のボンネット開閉装置だけでなく、前照灯・尾灯が上に集められ、四つ目玉になっていることです。新幹線はボンネットが長いため、前照灯が上でも死角が少なく、ボンネット内に照明を設置しなくてもよいためボンネットの中に開閉装置を設置しやすくなっているのです。