2007年 04月 20日
黄色い電車群像3-西武101系(その2)
その原型になったのがこの顔。今や絶滅寸前の101系初期型です。
現在この顔の電車は多摩湖線(1編成)と、多摩川線(4編成)で生き残っています。すべてワンマン対応改造されていますが、外観はほとんど変わっていません。
中央線の複々線・高架化工事のため、西武多摩川線は現在離れ小島のようになっています。この結果101系初期車4編成が封じ込められることになり、最後の牙城となっています。なんとなく700形がいたころの京急大師線のような感じがします。
「ワンマン」の札が下がっているところには、かつては「準急」「急行」などの種別札が下がっていました。その頃の勇姿は望むべくもありませんが、区間によっては80km/hまで出し、昔の勢いをちょっと感じさせてくれます。また、本線時代から定評があった先頭車の静かさは健在です。