今日はたくさん聴きました~武満徹忌によせて

今日は武満徹忌です。

先日新日本フィルで井上道義さんによる武満プログラムを聴いて以来折りに触れては手持ちの音源を引っ張り出して聴いておりましたが、今宵はやはり武満ナイトということで聴いております。
手持ちの音源ではやはり「ノヴェンバー・ステップス」が一番多いです。琵琶・尺八はすべて鶴田錦史/横山勝也両師。
①新日本フィルハーモニー交響楽団
井上道義(指揮)
初演から10年後の1977年の録音。当時新進気鋭の井上さんによる丁寧に造り上げられた演奏。
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②NHK交響楽団
岩城宏之(指揮)
1984年7月13日のサントリーホールでのライヴ。この曲を世界中で演奏して世に広めた岩城さんの決定版的な名演。鶴田・横山両師も円熟の極み。ちなみにこの録音が一番演奏時間が長くなっています。
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③サイトウ・キネン・オーケストラ
小澤征爾(指揮)
サイトウ・キネン発足直後の1989年、ベルリンでの録音。この曲が現代の古典として定着したことがよくわかる見通しのよい演奏。それまでに比べ洗練された分若干あっさり目の演奏。
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そのほか先日聴いた「カトレーン」「鳥は星形の庭に降りる」をはじめ、晩年の「調性の海」時代の「系図」「マイ・ウェイ・オブ・ライフ」などなど手当たり次第聴きました。「マイ・ウェイ・オブ・ライフ」は、1996年の武満逝去直後のサイトウ・キネン・フェスティバルで追悼演奏されたときの録音ですが、フェスティバルの公演のライヴはテレビ中継されて、曲が終ったときに小澤さんがそのまま泣き崩れてしまったのを今でも覚えています。優しい響きが胸に沁みました。
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ピアノ曲やギター曲も素晴らしいです。先日聴いた「リタニ」を藤井先生の録音で、そして武満ナイトの締めには昨年柴田奈穂さんのライヴで初めて触れて感激した「小さな空」を鈴木大ちゃんと渡辺香津美さんの絶妙のコラボで♪
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by borituba | 2017-02-20 23:03 | おんがく | Comments(0)