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今日の一枚~芥川也寸志忌によせて

今日は芥川也寸志忌(1989年)です。
今宵は先生が手塩にかけて育てられた新交響楽団のCDを聴いております。
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芥川也寸志forever
芥川也寸志:
交響管絃楽のための前奏曲(1947)
交響三章~トリニタ・シンフォニカ(1948)
交響管絃楽のための音楽(1950)
絃楽のための三楽章~トリプティーク(1953)
交響曲第1番(1955)
エローラ交響曲(1958)
えり子とともに(1949・毛利蔵人編曲)
煙突の見える場所(1953)
猫と庄造と二人のをんな(1956・毛利蔵人編曲)
赤穂浪士(1964)
八甲田山(1977)

新交響楽団
山田一雄(指揮・交響管絃楽のための前奏曲)
飯守泰次郎(指揮)

「交響管絃楽のための前奏曲」は伊福部昭門下で作曲を学んでいた東京音楽学校(現・東京藝術大学)時代の作品で、先生の在世中には演奏されず、没後1年後の新交響楽団の追悼公演で初演された「幻の処女作」。これはその貴重なライヴ録音です。
その他の曲は1999年7月にサントリーホールと田園ホール・エローラ(埼玉・松伏町)で行われた没後10年記念の連続公演のライヴ。私はサントリーホールの公演を生で聴いております。
サントリーホールでは「交響三章」から交響曲第1番まで、松伏町では「エローラ交響曲」と映画音楽が演奏されました。
すべて先生の代表的な作品で、先生所縁の新交響楽団が心のこもった素晴らしい熱演です。芥川先生の作品入門としてもお薦めします。
合掌。
by borituba | 2017-01-31 23:07 | おんがく