2010年 04月 02日
シリーズ「西武の顔」(7)
西武沿線はマンガ家が多く住み、またアニメの製作会社も多く、特に杉並区と練馬区は「マンガとアニメの街」としてさまざまな活動を行なっています。両区を新宿線・池袋線が横断している西武では、マンガ・アニメ両面で数多くの名作を生み出した練馬区在住の松本零士氏の協力の下、非貫通型で全面ラッピングしやすい3000系を選んで、氏のデザインにより1編成まるごとラッピングされた「デザイン車両」を製作しました。
前面を「銀河鉄道999」の登場人物の「顔」に見立てるという「電車の顔に顔を描く」という斬新な手法で、昨年5月のデビュー以来沿線の子供たちの人気者になっています。
池袋方先頭車には「メーテル」の顔が描かれています。3000系の前面の黒い部分を生かして、メーテルのトレードマークである「黒い帽子」に見立てているのが面白い工夫です。
一方所沢方先頭には、「999」のミステリアスな「車掌」の顔になっています。上のような画が撮れないので、これは下ってきたところを撮ったものです。