2010年 03月 07日
2月の鉄活動から:東武伊勢崎線(4)
100系「スペーシア」は浅草から、またJRに乗り入れて新宿から、世界遺産となった日光・名湯鬼怒川への観光特急として毎日活躍しています。
更新改造が始まっている200系「りょうもう号」に対して、こちらは更新はまだのようで、前照灯はシールドビーム、パンタグラフもオリジナルの下枠交差のままになっています。
日光は寒冷地のため、冬場はどうしても客足が落ちますが、そのテコ入れ策の一環として外国人観光客の誘致を積極的に行っています。その「Yokoso Japan!」キャンペーンのヘッドマークを付けて走っていました。
最後は日光・鬼怒川だけでなくさらに山奥の奥会津にまで足を伸ばす快速(日中は区間快速)6200系です。名車の呼び声高い6000系から足回りを譲り受け、オデコの急行灯は初代「りょうもう号」1800系から譲られたもの。車体は新製されましたが東武の特徴と言ってもいい「無骨なフォルム」の伝統を受け継いで好感が持てます。
区間快速は行先が3つに分かれるので、下りの方向幕は「東武日光・鬼怒川温泉・会津田島」と3段に書かれています。この日の撮影は上りに専念だったため、方向幕はすべて「浅草」一本です。