2010年 02月 21日
バレンタインデーは昭和の電車とともに(3)
2代目3000系の登場でかなり数を減らした5000系ですが、まだまだ主力の一角として活躍を続けています。現在は4連編成が8000系、1000系、2代目3000系などと組んで準急・急行・快速急行での活躍が目立ちます。概ね新宿方に先頭が来ることが多く、「おさんぽ号」の前後に喜多見で撮れました。すべて前照灯がオリジナルの0番台でした。小田急の電車は2灯のうち1灯を予備照明として消灯するのを伝統としていますが、それが見られるのもこの5000系オリジナル編成だけとなりました。
場所を千歳船橋に移し、下りの撮影が中心になります。上りはちょっと遠目になりますが、5000系が来れば撮っていきます。
千歳船橋の撮了間際に珍しく小田原方先頭で500番台が来ました。前照灯の形が違いますが、これは9000系が引退した時に発生した前照灯ユニットを組み込んだもので、この編成は同じ5000系でありながら「片目消灯」を行いません。最後部がわずかに緩行線の各停にカブられましたが、5000系部分がきっちり収まっているのでよしとします。