2010年 02月 19日
バレンタインデーは昭和の電車とともに(1)
2月は梅の季節。沿線に梅の名所が多い小田急は、今年からこの時期にMSE60000系を使って地下鉄直通の「メトロおさんぽ号」を運転します。普段は通過する湯島駅に停車するところがミソです。
普段はこういう「イベント物」にはあまり写欲が湧かないのですが、ブルーリボン賞を獲得したMSE使用ということで、狙い撃ちすることにしました。
副都心線-千代田線経由で代々木上原へ。乗ってきたJR203系と東京メトロ6000系の並び。どちらもアルミ車体ですがメンテナンスがいい6000系の方が新しそうに見えます。しかし実際は203系の方がグッと若く昭和57年デビューです。どちらも立派な「昭和の電車」ですが、今年から本格的に後継車両の導入が始まるようで、元気な姿を収めるなら今のうちです。
撮影場所には一番撮りやすい喜多見を選びました。「おさんぽ号」は新百合ヶ丘発10:02、成城学園前発10:13ということで、9:30頃から張ることに。本番前の練習をかねて2代目4000系の急行から撮影開始。シャッタースピードを抑え目にしてフルカラーLEDをくっきりさせようと思ったのですが、最近のフルカラーはかなりスピードを抑えてもタテに線が入ってしまいます。
続いてはもう一つのお目当てである5000系の急行。これは幕なのでシャッタースピードを高くして確実に撮ります。
「おさんぽ号」の通過が近づいてきましたが、それに先立って下りの「メトロはこね」が来ました。前面にブルーリボン賞受賞記念のステッカーが付いています。